2009/03/28

祝☆のまど

1年間、面倒みてやってください。
よろしくお願いします。

ということで、去年の3月から「旅の本屋のまど」に、ガクブチと旅中に描いたスケッチのポストカードを置いていただいている。

学校卒業したら、引き取りにあがりますという約束だったので、先日そんな連絡をしたら

「まだ、置いておいてもいいよ」

とのこと。

おお~、ありがたい。

さらに

「ガクブチ1つ売れたよ」

うおお~。
知らぬ間にガクブチ売れてるやんか~。

ありがたい、ありがたい。

このまま、持って帰ってきてしまっても、またしまわれてしまうだけ。
お言葉に甘えて、「のまど」に置いておいて頂こう。


さて、「旅の本屋のまど」

吉祥寺から、西荻窪に移転して、お店の雰囲気もだいぶ変わりました。

以前の旅行代理店の一角というわかりにくさで、知る人ぞ知る本屋だったのですが、いまは、路面店。

「旅」だけでなく、旅に関るちょっとしたこと、たとえば雑貨や暮らしに興味がある、そんな女性もたくさん来るような本屋になりました。(と思う)

客層がひろがり、そんな空間に自分のガクブチを置いていただけるというのは、非常にありがたく、のまどサマサマなんです。

中央線沿線沿いは、どの駅で降りても個性的で、西荻窪も味があります。

買い物のついで、散歩の途中など、お近くにお越しの際は、ぜひお寄りくださいませ。

学校に通う前の、アズヲ・ガクブチ。
その現物が置いてあるのは、唯一ここだけです。

「旅の本屋のまど」は、こちらからどうぞ。

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2008/06/03

ガクブチ愛っちゅうんは

音楽を聴いて、ぐぉーっとこみあげてくる「なにか」を感じる。

それと近い。

ガクブチを深く想い、どんだけ涙を流したことか。
ガクブチのことを考えると、想いがたかぶる。
震えるほど、ガクブチが好きで。(なにか病気ですか)←たぶんそう

音楽聴いて、狂喜して、涙流すんと、近い。
数年前のフジで、雨降りしきるなかで、狂い聴いたTHE MUSIC
終わったら、放心状態で、クスリもなにも入ってないのに、ぶっ倒れるかと思った。

音楽のたかぶりと、ガクブチのたかぶり。
それは、切っても切り離せないものなんです。

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ガクブチという希望

ガクブチという希望

技専の卒業生で額縁を作っているかたがいる。

おーっ!そうなのかーっ!
ぜひ、お会いしたい!
と、思っていたが、すんなりはいかず。

というのも、直接連絡が取れないのだ。
しかし、間をとりもってくれる先輩のおかげで、ようやくお会いすることができた。

ありがたや、ありがたや。
何はなくとも「人」だなって。
人との出会い、これってホントに大切だなって思う。

さて、額縁の先輩「タクラマカン」。
話ではきいていたが、想像通り、いやいや、想像以上に、タクラマカン・ワールド炸裂。
かっちょえぇー!

来れてよかった。
連れてきてもらえてよかった。
涙でるほどうれしかった。

だって、誰もわかってくれないんだもん。
額縁愛。
愛ですよ!愛!!

おいらは、額縁が大好きなんだーっ!!
どんだけ叫び続けたか。
でも、まわり、無反応に近いですからねえ。

そんなわけですよ。
だから、お会いして、彼の作る世界観をみたとたん。

わかる。
きっと、わかる。
通じる。
と。

そしたら、わかる以上の何かが、どーっと押し寄せてきた。
あとは、語る語るよ、額縁。

お互い、額縁に対する姿勢が近いのかもしれない。
だから、普通の人がその会話をはたから聞いてたら意味不明だろうけど、我々にとってはピンポイント。

「中身なんて無くたっていい!」

「額縁!だけでいい!」

「フチ!!」

「フチ、サイコー!」

「ワクワク!」(枠のこと)

とどまることのない、額縁愛。
うっとり〜。

自分だけじゃない。
こんなに額縁に熱くなっておる人がいる。
素晴らしい。

アズヲ・ガクブチに希望の光。

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2008/04/02

猫と金魚

34

今回、のまどに飾るガクブチの中のひとつに、作品がおさめられています。

Jianhuaさんの作品です。

絵に見えるでしょう。
これが、絵じゃないんです。

剪画(せんが)といいまして、紙を切って絵柄を作り出しているんです。
非常に繊細な仕事であります。

「猫」というのも、彼女の提案です。
自分は無難に草花で、なんて思っていたんですが、そら無難すぎます。

彼女から、金魚を狙ってる猫はどうだろうという意見があり、それはいい!
ということでその案に即決まりました。

で、限られた期間で大急ぎで作っていただいたんです。
どうでしょう。
いいでしょう。
かわいいでしょう。
ふふふふふ。

ぜひ、のまどで実物、ご覧くださいませ。

剪画、繊細ですよ。

Jianhuaさんの、サイトはこちら。

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2008/04/01

祝☆のまどでガクブチ

のまどに確認いたしましたところ、ガクブチ、無事に到着してるとのこと。

あとは、店長さんが飾る、と。
店長、がんばってー。

今回、のまどにあるガクブチは6点です。

5点は、いままでのガクブチ展のものですが、1点は、今回のために作りました。
「のまど」のお店のイメージにあわせて作った、実にシンプルなガクブチです。

展示期間は、ワタクシが木工の学校に通っている1年間という。
長い期間、お願いできるというわけで、非常にありがたいんです。

もちろん展示しながらの販売なので、売れてしまったら、6点揃っているというわけではございません。

いままでの「ガクブチ展」は、展示終了後だったのですが、今回は即売です。

といったトコで、1万2万のガクブチがそうぽんぽん売れるとは思えないんですがね。
でも、店長さんいわく、

「それがね、案外わかんないから」

とのことで。

まあ、なにはともあれ、家で眠ってるガクブチを叩き起こして、皆様に見ていただくというのは大変喜ばしいのであります。

「のまど」に感謝・感謝!

ありがとう、のまど!

詳細はアズヲ・ガクブチのHPから。

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2008/03/31

「のまど」でガクブチ展

だいぶ前に、「のまど」でガクブチを展示してもらうんだー!
って言ってましたね。

昨日、ようやくガクブチ諸々を発送し、日の目を見るようなかたちに辿り着きました。

詳細は、のまどに確認してからアップいたします。

さてさて、「のまど」。
知らん人もおるでしょうに。
ということで、説明を。

旅の本屋です。
日本には、「○○の専門」というような、本屋ってホントに少ないんですが、その草分け的な存在です。

旅の本はもちろん、店長の選んでくる古本も旅だけにとどまらず、なかなか素晴らしく、こゆい空間です。
女性好みの、かわいい雑貨も置いてあり、やるねえ、店長!

のまどのHPは、こちら。

そんな、のまど。
去年の夏に吉祥寺から西荻窪に引っ越してきたんです。

「スペースあるから、ガクブチ飾る?」

というお話しを頂いていたものの、なかなかお店に足を運ぶことができないまま日は流れ、今月のアタマにようやく訪れましてね。

「おおお~、のまど、かわいく生まれ変わってるー!ぜひぃ~~」

ということで、飾らせていただくお願いをしてきたってわけなんです。

展示してますが、もちろん販売でもあります。
ガクブチとあわせて、ポストカードも。

今まで、2種類だったものに、新しいものを5種類プラスして7種類。

店長から、

「ポストカードは、何種類くらいあるの?」

と質問のメールが来て

「多い方がいいんでしょうか。それとも少ない方が」

と返答するも、店長何も言ってこないんで(店長とのメールのやり取りはときに、突然途切れるので、あとは自己判断)

じゃあ、いっぱい刷ってみよう。
という自己判断で。

あとは、届いたものをみて店長が決めればいいか。

「のまど」にガクブチが届いてるかの確認をしたら、サイトもアップいたします。

また後ほど。

今回はこれにて、ドロンでございます。

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2008/03/15

最後のガクブチ

まるで、死んじゃうみたいじゃないか。

死なん、死なん。
そういうんじゃなくて。

学校に行く前に、最後に一つ、ガクブチを作ろうかなと思っているのだ。

今年はガクブチ展はできないし、学校が終わっても、すぐに。
というわけには、いかないだろう。

だから、作ってみたいのだ。

「のまど」に飾ってもらうガクブチだ。

「のまど」のお店のイメージ、白と青のスッキリしたシンプルなガクブチを作りたいな、と思っている。

去年のガクブチ展が終わってからは、ずっと地味に勉強勉強だったので、作るのは久しぶり。

たのしみ。

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2008/03/08

念願の木地屋さん

かねてから行きたいと思っていた場所があった。

それは、額縁の木地屋さんである。

額縁というのは、ひとりでは作れない。
木地屋さんに、額縁のもととなる木地をまず作ってもらう。
そして額縁屋さんが、装飾を施すのだ。

私は、以前、自分のガクブチを人様にお渡ししたときに、

「この、木、何?なんの木材使ってるの?」

と訊かれ、答えられなかった。
悔しかった。
自分で作ってるはずのガクブチなのに、その元となる木が何なのか知らないまま作っていた。

まあ、そのあと、すぐにお世話になっている額縁職人さんに電話して

「何!あの木、何!!」

と訊いたので、わかったには、わかったが、なんだか釈然としない気持だった。

それからも、黙々とガクブチは作り続けた。
作り、展示すればするほど、いろいろな質問を受けるようになった。

でも、わからないことが多かった。
訊いてくる相手は、作ってるんだから、わかるんでしょ。
そんな感じで、軽い気持ちで訊いてくる。

なのに、受けてる自分は、答えられなくて、もんもんとなる。

これじゃあ、いづれ矛盾してくるぞ。
いづれ、つまづくぞ。

そう思ったときから、木の勉強をしたいと感じていた。
額縁ではなく、「木」そのもの。
それを学びたい、と。

で、まあ探して学校は見つかっておりまして、連日わーわー騒いでいるのでありますが、この学校に行く前に、どうしても木地屋さんに行っておきたかったんです。

どんなところで、どんなふうに、額縁の元は作られているんだろう。

ここでは語りません。
私が見てきたことですから。

感想。
行って、よかったー!!
面白かったー!
裏技も見せてもらったー!
貴重でありますぞ。

そして、約束。

学校から帰ってきたら、また来てもいいですかっ!!

「いいよ」

やったーーーーー!!


ガクブチの未来。
闇に、ぽちっと一粒の灯り。

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2007/12/18

自給自足

というと、自然派だなあとか、丁寧な暮らしのスタイルだなとか思われるかもしれないが、

いや、違う。
べつにそういうんではない。

では、何かというと、木材のことを考えていたのだ。

はあ、木材。

さっぱり、わからん。
自分で木を植えて、その木は自分が使う。
自給自足。
というわけではなく。

何もかも、海外からの輸入物にたよりすぎていないか?
そう思うのだ。

そう、自分のいうところの自給自足とは個人レベルのものではなく、日本レベル、国レベルでみているのだ。

日本は、小さな国だ。
でも、正直、木はたくさんある。
激しく伐採すれば、なくなるが、いや、でも、他国の森をひらいて砂漠化させてはいる。

自分の国の木を守っているためか?
いや、なんかそうではないと思うのだ。

他国の木を輸入した方が、コストがかからないから。
のような、気がするのだ。

このあたり、深く勉強してないので、勝手に語ってはいかんのかもしれないが。
なので、自分の考えを織り交ぜながら、語ると。

自分の作るガクブチの木材はおそらく、多くは海外の木材だ。
確かに、海外の木(暑い地域でよく育つ、等)は、海外から取り寄せるのが、いいと思うのだが、日本にある木をわざわざ海外から輸入するというのは、いかがなもんなんだろう。

さっきも出たが、コストである。
海外で、木を伐採し、加工した方が、同じことを日本でやるよりは、そりゃ、安い。

安いのは、いいことなのかもしれない。(はて?ホントにそうか?)

でも、日本にある木は、あるだけになってしまう。
もちろん、それだけでも十分にありがたい。

だけど、木っていうのは、林っていうのは、森っていうのは、人の手が入らないと、成長が不十分になってしまう。
育ちすぎで、周りの木がジャマで、かえってダメになってしまったり。

そこで、活躍するのが、林業をされている方々なのだ。
林、森に入って、木を守るために木を切るのだ。

しかし、日本の木の需要が少なくなれば、この仕事自体、存在が危ぶまれてしまう。
切っても、使ってくれる人がいない。

企業や会社は、コストの安い海外の木を買ってしまう。

もともとあった1つのものが、ダメになると、他も連鎖的にダメになる。
このままだと、日本の木は、ただアホみたいに高級木(いまもその傾向は十分あるが)だ、レアだ、なんだいって、市場に出回るものになってしまう。

そんな類のものじゃなくて、木はもっと身近で、だからこそ、身近にある木で作れないだろうか。
自分は、そう考えているのだ。

はじめにでた、木材。
ここでつながる。
そう、これでガクブチは作れないだろうか。

これから、考えて、向き合っていきたいことなのだ。

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2007/12/09

中身完成

中身完成

ガクブチの中身、完成。
植物の標本みたいになってしまいました。

「絵」も描こうかな、と思ったけど、絵はなかなか出てこない。
無理して出したもんは、たぶん自分が納得しないだろう。
そんなものは、人様に渡せない。

いつかおりてくるでしょう。

そのときが描くときなんでしょう。

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2007/12/02

作業開始。

作業開始。

ガクブチを作るわけではない。
でも、作業開始。

紙なりノートなり開いて構想を練るより、自分は道具なり材料を前にして考えるほうが、なんか、むくむくとかたちになる。

どんなものができるかな。
年内には完成させたい。
人様との約束のもの。

ガクブチではなく、ガクブチの中身になるかもしれない。
そんな可能性のあるものを。

アズヲ・ワールド炸裂。

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2007/10/29

イーゼルにのせてみる

イーゼルにのせてみる

中身に飾れるもののサイズは、ポストカード・サイズですといいながら、ワタクシの作るガクブチは以外とデカい。
そんなこともあって、置く仕様ではなく、みんな壁掛仕様になっている。

でも、考えてみれば、飾る場所によって、そう簡単に壁に穴のあけられないとこだってある。
ということで、既製品のイーゼルにのせてみる。

ヤスリかけて、色付けただけだけど、何も手を加えないよりは、それなりになった。
これからは、「置ける仕様」も考えたガクブチを作らなきゃいかんねって思った。

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2007/10/24

ガクブチ展、アップ

S11

ガクブチ展の様子を、やっとこさ、HPにアップした。

フィルムカメラで撮った写真も出揃ったので、それなりに撮れたものを選んで、作業。
パソコンでの作業は、盛り上がりに欠ける。
淡々としてる。

↑上の写真は、載せようと思っていたんだけど、載せる場がなくて、結局こちらのブログで我慢。

2つある、ガラスのうつわとのコラボ・ガクブチのうちの1つ。
実際、会場では、振動でガラスが落ちる危険性があったため、こうやって飾ることができなかった。
(これは搬入のときに、撮ったお写真)
ざんねん。

それぞれのガクブチについている説明は、展示していたときのままのものです。
そんなわけで、見に来てくださった方にはつまらんかもしれない。
だけど、来られなかった方々に、こんな説明つけてましたっていうのがわかるものがいいなと思い、そのままです。

HPの更新も終わって、気兼ねなく東京行かれるわ~。
あさって、ワタクシの額縁のお師匠さんの作品が展示されている「練馬区伝統工芸展」に行くんだす。
日帰りで忙しいけど、楽しみだわ~。

さてさて、更新したHPへは、こちらからどうぞ。

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2007/10/21

ガクブチ本、完成

ガクブチ本、完成

ガクブチ展が終わると、写真をコピーして貼って、まとめる。
その作業がやっと終わった。

おそい。
作業、おそい。

このガクブチ本、常に中を眺めてるわけではないが、なぜか、常に見える場に置いてある。

ネパールで買ったノートで、その風合いといい、佇まいといい、旅を想起させるものだからだろうか。

では、いま、旅に出たいかっていうと、出たくない。
でも、旅の、なんたるかは、自然と身近に寄せてるのかもしらんなあ。

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2007/09/30

ガクブチ展の様子

友人のブログへいったら、ありがたいことに、ガクブチ展の様子をおさめた写真がアップされていた。
自分なんて、写真撮ったくせにまだ現像してなくて、ちゃんと撮れてるのかすら、わからない。
展示した本人だっていうのによー。

入り口の看板から、全体の展示風景。
そして、ガラスのランプ。
と、雰囲気が伝わるお写真になっております。
ので、友人に承諾を得る前に勝手にリンクをはっております。

友人のブログは、こちらからどうぞ。

すまぬ。友よ。
でも、ありがとう。

さて、写真というと、自分は2台のカメラを使う。
といっても、ちっともマニアでもなんでもない。
たんなる都合上だ。

ガクブチだけを撮る場合、かあちゃんの壊れかけたデジカメを使う。
どうも、自分が使った後、かあちゃんが使うとなると、具合が悪いらしく、毎回怒られる。
それでも使う理由は、その場で確認できるからだ。

室内、ガクブチの展示風景を撮るときは、ノンフラッシュでも撮れるカメラを使っている。
フラッシュをたくと、どうしても白っぽくなってしまって、なかなかその場の雰囲気が出ない。
しかし、このカメラはフィルムカメラなので、確認がすぐできない。
とまあ、どっちにしたって不便な点はそれぞれにある。

ただ、自分は、昔から、旅に行ってるときもそうなのだが、写真を撮る習慣がない。
まあ、旅の写真はあるにはあるが、撮り慣れてないだけあって、なんでこんなもんを撮ってしまったんだろう的なショットばかりで、ちっとも思い出にひたれない。

さて、ノンフラッシュカメラは、2年前に自分で買ったのだが、とにかく使わない。
ガクブチ展は年に1度なわけで、そんなで1年に1回しか使う機会がないのだ。
それなりに値もはったのに、稼動することなし。
実にもったいない。

そういえば、ビッグちゃんは出かけるたびに言う。

「アズヲとの思い出を撮りたい!」

おいら、死んじゃうみたいじゃん。
まだ、死なないよ。

ではなく、写真を撮るのも疎遠なら、撮られることは悶絶するほど嫌いなことをビッグちゃんは知っている。
だから、一緒の写真はないのだ。

でも、ビッグちゃんは、出かけるたびに小さくつぶやいている。

「しゃしん・・・しゃしん・・・」

あ~、撮りたいんだろうなあ。

全然使ってない、ノンフラッシュカメラ、貸してあげよっかなあ。
なんでかって、このカメラ、唯一、おいらがまともに写るカメラなんだわ。

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2007/09/21

ガクブチ展、終了~

怒涛の日々。
今回の展示は5日間と、かなりなミニマムさで行ったのもあり、人が人が・・・
押し寄せ押し寄せ重なり、ひとりでオタオタしておりました。

ホントに、たくさんの方が来てくださいました。
お会いできた方も、できなかった方も、遠路はるばるやって来てくださった方、ちょっとしかお話しできなかった方、みんなみんな、ホントにありがたい。

そして、どんなに大騒ぎしても、「大丈夫ですよ~」と、ひろい豊かな心で空間を提供してくださった『ひなぎく』の方々。

旅の友、古くからの友、サポートしてくださる方々。

今回、一緒に展示をしてくださったガラスの鑓田氏。

あったかい理解をもって、そばで見守ってくれる人がいることのありがたさ。

ガクブチ展は、ひとつまた終わったけれど、次へ。

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2007/09/16

ひなぎく到着

到着してみたものの、なんか緊張する。
喫茶店だから、当然、自分とは関係ないお客さんがいて、関係ないゆえに緊張する。
自分の知人・友人が到着すれば、この空間は一気にワイワイして、なんだかんだ緊張したこの心持ちはどっかにいってしまうんだろ。
昔、普通のギャラリーで個展をしたことがある。
そん時は今とくらべりゃ、全然金持ちだった。
そう、その時は全然緊張しなかった。
ひとりで会場の真ん中のテーブルについて、ぼけーっとしてた。
なに考えてたんだろーなあ。
憶えてないや。

今日は、久々の友人に会える。
彼女は強い人だ。
お世辞をいったり、嘘をついたり、そんなことなくて、思ったことを思ったとおりに言う。
自分の作ったものを彼女と一緒に眺めるのは、七年ぶりだ。
これはまた、違う意味で緊張するなあ。

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2007/09/15

秘密基地、完成

ガクブチ展が始まりました。
初日から本人はいないという状況で始まっております。

本日、土曜からいたいと思っていたのですが、さすがに1週間も本屋を休めるはずもなく、今日は仕事。
明日から、3日間、「ひなぎく」にいようかと思っております。

13日に搬入をしたのですが、これがまた想像以上に良い展示なのであります。
自分で言うのもなんなんですが、いい。

この居心地のよさは・・・秘密基地だね。

トム・ソーヤの友達、ハックのツリーハウス。
スタンド・バイ・ミーの、こらまたツリーハウス。

自分たちで作った、こぢんまり感。
戦利品を所狭しと、詰め込んだ感。
薄暗さ感。

小さな頃、裏の崖に秘密基地をつくろうって、仲間たちとワイワイしてた。
そんな感じなのである。

自分たちの欲しいもの、自分たちで集めたものだけで完成した空間。
そんな空間が、今回の展示なのである。

展示が終わったとき、かんせーい!ばんじゃーい!ってなった。
おれたち、作ったどーーっ!

いつもなら、搬入終わったね、はいご苦労さんってな感じで、作業的なんだけど、今回は、いつまでも遊んでる感覚で出たり入ったり。
そう、遊ぶ、楽しむって感覚なのだ。
秘密基地にこもる感覚なのだ。

明日から、またそこに行くことが楽しみで、しゃーない。
どきどきするー。

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2007/09/03

ガクブチ完成っ!

今回は、ギリギリです。
諸々の準備はまだではありますが、なんとかガクブチ君たちは全て出揃いました。

急遽、作るぞと決めて作り出したガクブチも今日、無事完成。
手が金属くさい。
錆びくさいというか。
ノドの奥が痛くなるような感じ。

あと、問題は天気である。
なかなか、曇らない。
雨が降ってしまってはダメなのである。
天気がよくても困る。

明るい曇りの日に、外でガクブチの写真を撮るのである。
室内だと、半分暗くなったり、変なトコが反射したりして面倒なのだ。

しかし、庭で腹這いになって写真とってる姿も、はたから見るとコワイ。
庭と道路を隔てる目隠しがないので、丸見えなのだ。
たまに、ちらっと道路に目をやると、車を運転してる人と目が合う。
というか、明らかにこっちを見ている。

もうひとつ、問題が。
パソコンのプリンターの調子が悪い。
エラーランプがちかちかしてるので、エラーってことはわかる。
しかし、えらく古い型番のプリンターで、紙とインクのエラーが同一なのだ。
正直、どっちだか、わからない。

というのも、最初は給紙が、おかしかったのだ。
ぴゅーっと吸い込まれるが、そのまま出てくるのだ。
もう一度差し込むと、今度は印刷される。
そんなのが、何度か繰り返されていた際の、エラーランプだったから、これは「紙」がエラーなのだ。と思い込んでいた。
そしたら、今度はいきなり、何も印刷されなくなった。
これは、インクなのか?
どっちなんだ。

くそ忙しいっていうのに、プリンターごときに時間を費やさねばならないことに腹が立つ。
とりあえず、インク買いに行くか、と出かけたものの、インクが売ってない。
カラーしか売ってない。

うおおおおっっーーーーー

忙しいっていってんのにぃーーーっ

「じゃ、注文で」

うおおおお、注文なんてしてる場合じゃねえんだよー。
今週、なかば入荷予定とのこと。
これで、印刷できなかったら、なんのエラーなんだよー。
時間が、もったいないー。

とりあえず、インクセットしてみてダメだったら、人様の家で印刷する。
迷惑でスミマセン。


話は飛ぶが、このところ涼しくなった。
涼しさを肌に感じると、やはり暑いのは苦手なんだな自分は、と感じる。
そのバロメーターが音楽なのだ。
ということに、今夏、気づいた。

今年の夏は、例年になく猛烈に暑かった。
すると、どうだろう。
音楽を聴かないのだ。
コンポがジワジワと熱を発しているのが、より暑さを煽る。
むさ苦しく熱い空気の中に混ざる音楽というのは、どうも体力をそぐ。

大好きな音楽を聴いていても、暑い方に気持が集中する。
そんなで、この夏は音楽さっぱり聴いてなかった。

昼間、久々に、トラヴィスの新しいアルバムを聴いていた。
自然と手拍子なんぞ打って、ご機嫌なおじいちゃんってな感じであった。
平和なひとコマである。
いよいよ、音楽の季節到来である。

それより、プリンター直るかなあ。
作業、止まっちまうに。

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2007/08/27

時間のかかるガクブチ

今回のガクブチ展のガクブチ。
いちばん最初に作り始めたのに、いまだに完成していないガクブチが1つある。
おそらく、このガクブチは最後に完成するんだろうと思う。

最初は肝心である。
テーマはない。
といっても、最初に作るものによって、なんとなくの方向性であるとか、根底にある骨組みみたいなものはできてしまうような気がする。

テーマはないのに、なぜそれから作り始めたのか。
というのも、今になって、重要なのかも。
なんて思っていたりする。

話は飛ぶが、美大の卒業制作の発表のときのこと。

「記憶はかたちになんてできない!」

と、助手からきっぱり言われた。

私は、自分の科の助手連中とは、どうもウマが合わず、できることなら関らずにいたいといつも思っていた。
それでも、提出物のことだなんだにつけ、関らざるをえないことは多々。
しぶしぶお世話になっていた。

そんな、助手から言われたことが未だに納得がいかない。
というか、オメエになんか言われたかねえよ、の次元なのである。(低い次元)

確かに科学的な考え方(?どんな?バカだからわかんねえよ)からすれば、人間の記憶をかたちにすることは不可能なのかもしれない。
その助手は、脳の構造上だとか、記憶とは意識がうんちゃらかんちゃらだとか、オイラには全く理解できないことを、うだうだ言っていたけど、結局は「記憶はかたちにはできない」ことを言いたかったんだろう。

でも、記憶をかたちにすることはできなくても、自分の中に蓄積したものを、何らかのかたちで表すことは可能だと思うし、それが物を作る人間なんだと思う。

可能、不可能とか、そんなことは学者が論じればいい。
でも、オイラは学者じゃない。
論じることよりも、かたちにすることにアタマが身体が気持が自然と動くのだ。


「生まれ育った場所の記憶は、無意識のうちにもその後の人生に多いに関ってくるものだ」

みたいなことを、昔なにかで読んだことがある。

記憶というか、どこのどんな場で自分は暮らし、何を見て、何を感じ、どんな人と関わりを持ち、何をして遊び、眼に入る風景や色や香りはどんなものだったのか。
そんなことなんじゃないかと思う。

自分は、そんな「昔」のもろもろを、よく憶えている。
それらがなければ、今の自分はないだろうというくらい、今以上に繊細に、そして鮮明に様々をとらえていた。

昔の自分。
アホなほど、ドリーミーな子供だった。
夢想家というか、現実逃避というか、眼の前の「本当」よりも、そこにないものが自分には大切だった。

今でもよく憶えているのが、光の射し具合だ。
それらは刻々と変化していくのだが、その光の中に自分はいて、それを見て感じているのだ。
面白いとか、つまらないとか、そういった感じ方でなく、ただ、光を見ているのだ。(さすが、ドリーミー。ワケがわかんねえ)

そんなことの蓄積が、ものを作らせる。

今回、まだ完成のしていない最初のガクブチは、まさに、こんなところから生まれているのだ。

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2007/08/16

ガクブチ展・詳細

Dm3

ガクブチとガラスのうつわ ○ 展

9月14日~9月18日 / 『ひなぎく』にて

ようやく、ガクブチ展の詳細をアップいたしました。

パソコンが小さくて、メモリも少なくて、いや~、作業がちっともはかどらない。
そんなで、サイトのアップはホントに苦労です。

過酷な労働をパソコンに強いたせいで、今、キーボードがあっつあつに熱もってます。
指が熱い。

いつか、パンクするだろな、このパソ。

ガクブチ展、会場には、9月16日から18日までいる予定でおります。
ただ、時間がまちまちですので、来て下さる方、ご一報いただけると、ありがたいです。

ガクブチ展の詳細は、こちらから、どうぞー。

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2007/08/13

ガクブチの中身

そろそろ気合を入れねば、ということで、まず、起きて飯くってから、本を読み、その後、2時間ほど昼寝。

おおっと、ちっとも気合入ってないじゃないか。

今日は天気がいいわりに涼しかったのもあり、昼寝の寝覚めも良く、ようやくガクブチ作業に移る。
時は夕方。
いつまで、モタモタしてんの。

さて、ガクブチと向き合う。

これから進めていく作業は、もっぱら「中身」である。
中身が決まっていて、ガクブチを作る場合と、その逆がある。
実際、どちらも難しい。

ご依頼ガクブチの場合は、中身が決まっていて、ガクブチ展の場合は、中身は決まっていない。

あるとき、

「アズヲ・ガクブチは中身もあって、アズヲ・ガクブチなんだ」

と言われた。

ガクブチがあります。
あとは自分で好きなものを入れてください。
それでいいんじゃないか?
と思ってた自分にとって、その一言は大きかった。

そうか、中身もあって、「アズヲ・ガクブチ」か。

ということで、中身のないガクブチの前で、考える。
うううううう、何を入れよう。

完成したものの、悪くはないんだけど、どうもしっくりこないもの出現。
別のガクブチに入れてみる。
うううん、こっちの方がいいかもしれんなあ。

作業、想像以上に進まず。

今回、こんなかたちで「考えた」中身が入ったガクブチが並びます。
考えてるわりには、センス悪かったりするでやんの。

あっちゃー。

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2007/07/31

DM完成

ガクブチ展のDMが完成。
んでもって、なんかヘボい。

今回は、全面写真にしたのだが、どうも印刷の質があまりよろしくなく、ぼんやりしてるのだ。
撮ったお写真は、もっとパッキリしていたのに、残念である。

校正の段階で、ちゃんと言えばいいじゃんって思われるかもしれない。
でも、このDMをたのんでるところが、小さな印刷屋さんである。
最新鋭の機械はない。
きっと、ある機械で最善を尽くして作ってくれたんだろうなっていう心は感じられる。
だから、校正のときも、そして完成した今も、「これじゃあねえ」なんてこと言えない気持ちになってしまう。

ビジネスだったら、こんなじゃダメなんだろうけど。
じゃあ、自分は、ビジネス向きじゃあ、ないんだなあ。

完成したDMは、まずビッグちゃんに渡した。

「・・・・・・・・・・」(←しばらく無言)

「・・・・・家のパソコンでプリントアウトしたのみたい・・・・」

ぬぅあー、ぬぅあー、あんたなんてこと言うの!

「・・・・・・そだね」(←静かに同意)

そうなんだ、確かに、ぺろぺろだし、なんか白モヤがかってるし。
しょぼ~ん、なんだ。

たかがDMなんだけど、でも、けっこう重要なんだよね。
まあ、出来てしまったもの、悔やんでも仕方ない。
次は、ちゃんと考えよっと。

そんなわけで、そんな、しょぼ~んなDMが、ぼちぼち貴方の御宅にも届くかと思います。
絵柄は2バージョンございまして、さて、どちらが届くかは、わかりません。

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2007/07/09

DM作成中

ガクブチ展を間近にひかえ、黙々とDMを作成中。

今回は自分ひとりじゃない。
一緒に展示する人がいる。
から、それなりにちゃんと考えて作らなきゃいけないんだけど、あんま考えてない。

その人は、ガラス作家だ。
作家というと、なんか、にゃまいきなんで、ガラスを作ってる人とでも呼ぼうか。

もう、9年前のことになる。

我々はトルコのサフランボルという小さな町で知り合った。
同じ宿だった。
自分の描いたスケッチを見せたりなんぞしてた。
一緒に観光したという記憶はない。
その人が、腹をこわしていて大変そうだった、というどうでもいい記憶はある。

そのときは、お互いに今こうなってるとは思ってもみなかった。

帰国後、自分はずいぶん長い間、ふらふらしてた。

その人は、帰国後、すぐ(だと思う)ガラス工房に入った。

自分はまた旅になんぞ出て、より「ふらふら」に磨きをかけていた。

そんな間にも、その人は着実に歩を進めていた。
工房を代え、気付いたら、自宅の庭に工房を作っていたのだ。

季節の便りが行き交うぐらいで、滅多に会うことはない。
自分の友人は、ほとんどがそうだ。
久しぶりすぎて、何が久しぶりなのかよくわからない。

去年のガクブチ展に、その人が来てくれた。
話はガンガン進み、というか、私が勝手に進めたのだが、
次やる展示は、一緒にやろうということになった。

トルコのサフランボルにいた頃。
我々は、若かった。
20代前半だった。
何も見えてなかった。(私は)

でも、今こうして、ガクブチを作ってる。

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2007/04/24

もりもり、ガクブチ

今回のガクブチ展に、絶対的な「これ」というテーマはない。

何かテーマを設けようか、とも思った。
でも、やめた。

9月にひらくガクブチ展以降、最低でも1、2年はガクブチ展をひらくことはできない。

ならば、一区切りとなるガクブチ展、それこそがテーマでいいじゃないか。
って思うのだ。

具体的な形でそろえたテーマではなく、気持ちというか、作る本人のモチベーションでしかないテーマである。
実にわかりにくい。

だけど、ガクブチは自分の「全て」を投影できるものだ。

音楽が好きだ。
でも、自分から音楽は生まれない。

旅が好きだ。
でも、旅だけから自分をあらわすことは難しい。

人が好きだ。
でも、人との関わりだけから、ものは生まれない。

じゃあ、何に。

そう、ガクブチなんだ。
ガクブチに全てを。

なんで、ガクブチなんだ?
そんなの、わかんねえよ。

だけど、ガクブチがとにかく好き。
額縁という物が好き。
ガクブチでどんなものが作れるか、考えることが好き。
ガクブチに何を飾るか、思いをめぐらすことが好き。
ガクブチを作ってることが好き。

そして、完成したものをならべる。
眺める。
うっとりする。

そして、いろんな方向に思いをめぐらす。
過去であったり、自分の深いとこであったり、旅先でふるえた感覚であったり。

ガクブチを自分に照らし合わせながら、自分をどっかに飛ばしているのだ。

どこに飛ばしてるんだろ。

自分、アホだ。

とにかく、ガクブチが好き。
ガクブチのために、仕事を辞めるのだ。
アホだ。

でも、しあわせなんだ。
自分にはガクブチがある。

これから、また、作業。

ガクブチ、もりもり、作ってます。

ガクブチ作る姿、実に地味で、そんなとこ、サイコー。

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2007/04/03

ガクブチ始動

30また、実に地味な画である。

「順番待ちをしているガクブチの図」

私の作るガクブチは、こんな状態で木地屋さんに作っていただいたガクブチの木地が、お世話になっている職人さんのもとから送られてくるのだ。

たまに、この木地から制作を始めているのかと思われることもあるのだが、ここから作り始めるとなるとかなり本格的な機材がないと不可能なのだ。
今の自分にはそれらをそろえる資金もないし、それ以上に、んな本格的な大型電ノコの類い、使ったことないやん。
買い揃える云々以前の話。

さて、今回のガクブチ展は、9月半ばである。
季節的に、夏の終わりって感じか?
まあ、東京はまだまだ残暑のきびちい頃でしょう。

そんな頃を目指して、ガクブチを作るわけであります。
4月にはいって、ようやくガクブチ作り始動。
ちょっと、遅いんじゃないの?
まままま、そこはなんとか頑張るだすよ。

で、なんで今ブログなんて書いてるかっていうと、粘土がね、乾かないのよ。
それ、待ち。
っていうか、別の作業やれよ。

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2007/02/22

フレーマー資格

自分は資格とか学歴とか、そんなもんクソくらえと思ってる。

しかし、先ほど、これでは自分、どうでしょう。
な事態になった。

友人から、額縁の発注をしてね、というメールが入ったのだ。
ふむふむ、そうか。
発注ね。
ところが、友人の思っていたものと(依頼したはずのものと)どうやらサイズが違うものができていたというのだ。
その原因は、外寸のとりかたの違いによるものらしい。
友人の思っていた外寸と、承った店員の外寸のとりかたに相違が出ていたのだ。

そこで、ふと思ったのが、「外寸」である。
自分は、外寸というものを意識して、今までガクブチを作ったことがない。
自分とお世話になっている職人さんとの間では、「ガラス寸法」と「飾るものが何か」が、ガクブチを作る上でのカナメになっているのだ。

つまり、もし、「外寸が・・・」というご依頼がかかった場合、自分は、おそらくオロオロすると思うのだ。
まあ、オロオロはしないか。
たぶん、なんとか作り上げるんだろうけど。

でも、ガクブチを作るうえでの専門用語や専門知識なんかをすっとばして、おそろしいまでの感覚だけでガクブチを作っているのだが、このままではいいのか?
と思ったのである。

自分の発注の仕方は、

「こうで、こんなでこんな感じ」

まるで、専門用語なし。
それでも、職人さんは理解してくださる。
ありがたい。
さすが、職人!!
かっこええ~。

っていうか、あんたが、かっこ悪すぎなんだって。

もうちょっと、専門用語も覚えないとダメかなあって。
遅まきながら、感じたのであります。

でも、額縁の専門用語や専門知識を学べるものって、日本には無いに等しい。
やっと、見つけたー!っていう「フレーマー資格」も、詳しいこと全くわからず。

そして、最初に行き着くのです。
資格や学歴なんて、クソくらえ。

資格なんていう肩書きはいらねえ。
欲しいのは、技術であり、言葉なんだ。
ご依頼を受けたり、発注をかけたりするときに、互いに相違がでないように一致点を得るための用語であり言葉。
それが、欲しいのだ。
それを得て学びたいのだ。

べつに、「ワタクシ資格あるでございますよ」
そんなじゃなくていいのだ。
そんな資格をひけらかして、ガクブチ作りをしたいんじゃない。

でも、ちゃんと学ぶべきものは学ばないといかんな。
そう思ったのである。

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2007/02/17

ご依頼ガクブチ

Gaku9去年のガクブチ展の準備と平行して制作していた、ご依頼ガクブチ。
計6点ありまして、いや~、あん時は忙しかった~。

ご依頼ガクブチは、勉強することがたくさんあって刺激になります。
自分の好きに作るガクブチ展のガクブチとは、ワケが違いますからねえ。

このご依頼は、イコン画に合わせたものを、ということでありました。
イコン画?ってなんでありましょね。
知らない方もいるかもしれません。

ここで簡単に説明を。
聖母子像であります。
ギリシア教会でまつるキリスト・聖母などの画像です。

写実的ではなく、シンボリックで、独特です。
私は、好きです。

ちなみに、ここに出ている画像のイコン画は写実的ですが、他のものは趣きが違います。

それらのガクブチを、ようやくHPにアップいたしました。
6つそれぞれデザインの違うガクブチを作ったのですが、共通していえることは素朴であったかいということ。
ぬくぬくしてます。

よろしかったら、こちらから、ご覧くださいませ。

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2007/02/04

ガラスとガクブチと

28今年のガクブチ展は、ガラスの器を作っているかたとコラボする。
昔である。
22のとき、初めてのひとり旅でトルコにいたときに知り合った人だ。
自分は、旅中あちこちの場でスケッチをしているのだが、なぜかその人にもスケッチを強要し、「描きなあ、描きなあ」いった覚えがある。
ホントに迷惑だ。

それでも仲は壊れることなく、今になっても、たまに連絡はとりあっていた。
去年のガクブチ展に来てくださって、久々に話し、「次の展示は一緒にやろう」と勝手に私が持ちかけた。
そして、考える間もなく、コラボという結果になった。

案外、自分の周りにはいないものである。
ものを作ってる人が。
まあ、自分がぼんくらでマメじゃないので、そういったネットワークを全く広げてないっちゅうのもあるんだが。
それにしたって、いない。

以前は、作り続けてれば自然とそういう仲間や人が集ってくるもんだと勝手に思い込んでいたけど、ダメだね。
マメにちゃんと努力しないと。
でも、そういうのめんどうなんやもん。
ただ、もくもくと作っていたい。

さて、ガクブチとガラス。
全くの別物である。
ガラスでガクブチを作るわけではないし、ガラスのお皿を中に飾ったガクブチを作るわけでもない。

でも、ガラスの器を使ったガクブチは作ってみたいなと思っているのである。
また、ワケのわからんもんが誕生しそうな気配が。

去年も自由に作ったが、今年はもっと自由に作ってやろうと思っている。
やれるだけ、やってしまおうと思っている。
たぶん、しばらくガクブチ展ができなくなるからだ。

その、しばらくの後、またオモテに出てくるガクブチは一体どんななんだろう。

これから、ご依頼ガクブチを作る。
なかなか作業がはかどっていない。
2月中旬に送る予定だけど、きびしい。

先日、あれだけ絶賛してた、カサビアン。
なのだが、これ聴いてるとすこぶる作業がはかどらない。
ってことで、フーバスに切り替えた。

そろそろ、ボンドが乾いた頃でしょう。
いってくるか。

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2006/12/18

ガクブチ奮闘中

何か検索をするとき、自分はもっぱらGoogleを使うのだが、先ほど、なんとなく「ガクブチ」と入れて検索をかけてみた。

トップとはいかないが、おお~、『アズヲ・ガクブチ』、意外や意外、上位にあがってきてるじゃないですか。
頑張れ、アズヲ・ガクブチ。

でも、上のほうにいたって、ただいるだけじゃ意味ない。
これ見て、ガクブチご依頼かけてくださるお客様がね、現れるとね、いいなあ~って。
思うんです。


先日、ふるーい、ふるーい友人が、私の名をフルネームで入れて検索をかけてみたそうなんです。
その人とは、もう10年近く連絡もとれずに時が流れていたんですが、この検索で見事にワタクシにヒットし、その人は早速、連絡をくれましたね。
約10年ぶりに。

いやー、おそるべし、ホームページ、インターネット。
あなどれんどす。

その人いわく。
美大通ってたし、なんか美術関係のことやってるんなら、ホームページあるんじゃないかなって思ってね。
検索してみたの。
そしたら、出てくるでしょう。
正直、ビビった。

ええ、まあ、そりゃ、ビビるわな。
オイラも、ビビった。
っちゅうか、フルネームで検索するなよ。
なんか、みっともない。

でもって、azuooで検索すると、今度は狂ったように、どおおおーっとazuooのページがでてきて、これはこれでコワイ。

ある友人いわく。

azuooだらけで気持ち悪かった。

なら、そんなことしないで下さいよ。

あっ!こんなくだらんこと書いてる場合じゃないぞ。
年賀状、下書きすら作れてないじゃないかっ。

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2006/12/17

ホームページ更新

ガクブチのホームページの更新をしました。

先日までやっておりました『ガクブチ展2』のガクブチたちも、アップいたしました。
なんとなく中途半端な感じの説明もついておりまして、ご来場できなかった方々に雰囲気だけでも伝わればいいなという思いで作業しておりました。
いかがなもんでしょう。

これとあわせて、トップページも説明書きが、あーだこーだ増えました。
文字ばっかゴチャゴチャしてるーっていわれるかもしれないけど、スミマセン。
ちょっと、説明もしたいんですよ。
ただ、画像をポワ~ンって出してるだけじゃ、ワケわかんないすから。

更に、販売についてのページも、どっさり説明書きが増えました。
でも、増えただけで、別に販売方法に飛躍的な変化が起こったわけじゃないんです。
いままでのじゃ、あまりに説明不足で、え?この人、ガクブチ売ってんの?何なの?って感じでしたからねえ。
だからって、急にお買い物ページができて、「ショッピングカートに入れる」とかなんとか、そんな最先端なことにはなっておりません。
っていうか、できません。

まあ、なにはともあれ、ひとまず更新終了。

年賀状書ききったら、今度は、ご依頼ガクブチをアップ予定です。
6点、作らせていただきまして、どれも味のある深いガクブチで自信作です。

ガクブチのサイトは、こちらからどうぞ。

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2006/11/20

ガクブチ展・折り返し地点

ブログだ。
久々だ。
やっと落ち着いたのか?
いやいや、まだである。
もう一息。
もうひとふんばり。

ガクブチ展の準備と同時進行だった、ご依頼ガクブチの制作。
それが完成間近なのだ。
というか、早く完成させなければいけないのだ。

そして、その合間をぬって、ガクブチ展にも向う。

あたたかい灯のもとに、たくさんの人が集る。
ありがたい。

いつぶりなんだろう。
もう何年も会っていない友が、来てくれる。

変わらないねえっていう言葉と同時に、それぞれに会わない時間に積み重ねた成長がみてとれる。
みんな、ステキである。
みんなが、自分の知らないところで、たくさんの出来事にあい、考え、前に進み、そして、今日会った「いま」がある。
いまという瞬間をかみしめる。

明日は、また、ガクブチを作る。

ガクブチと一緒に私は前に進む。

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2006/10/24

ガクブチ展・2

Dm2いよいよです。
なんていいながら、のんびりしたり、ワタワタしたりしてるんですけどね。

DMは10月のはじめには出来上がっていたんですが、ガクブチのサイトになかなかアップしなかったのもあって、こちらブログへのアップも控えておりました。

昨日、ようやく、ガクブチのサイトの更新をしました。

アズヲ・ガクブチのサイトは、こちらからどうぞ。

たまに更新すると、何が何やら、さっぱり覚えてないもんなんですねえ。
ブログは簡単です。
画像くっつけて、文章書いてりゃいい。

でも、普通のホームページは違う。
全部自分で決めて自分でやる。
非常に手間だ。
面倒だ。
フッターのつけ方は忘れちまってるし、タイトル文字の画像サイズも忘れてる。
いちいち、以前作ったものを開けながら、それにあわせて作る。

こんな、ブログ隆盛の時代にあって、個人でホームページを作ってる人(企業は別っこ)って、減ってるんじゃないだろうか。

にもかかわらず、先日、旅のサイトに「リンクしてください!」という方が現れた。
お休み中のサイトにも、かかわらず、だ。
あ~、ありがたい。
そして、先にも書いたとおり、ブログ隆盛の時代にあって、わざわざホームページを作ってらっしゃる。
あ~、すばらしい。
早速、相互リンクの準備を・・・・
なんて思ってるのだが、これも日が延びる延びる。
あんた、いつになったらやるのよ。

そんなである。
申し訳ないです。
ガクブチ展の準備が落ち着いたら、やるでございます。
ホントに、申し訳ない。

『ガクブチ展・2』の詳細は、本家ガクブチのサイトに書いておきましたので、こちらはさらっと。

自分が、『三月の羊』に向うのは、11月 6日 12日   12月 4日

あと、11月19日  これは、いまのトコまだ微妙ですが。

アズヲ・ガクブチのサイトは、こちら。

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2006/09/19

ガクブチのお値段

実は、これが一番難しい。

作ることは、難しい点も多々あるのだが、出来ないものはどうひっくり返っても出来ないし、足りない技術ではどうにもならないものは、ならないのである。

でも、お値段というのは、とても難しい。
決めるの、ホント大変。
苦労だよ~。

おそらく、しぶしぶ作ってるものだったら、時間・労力・材料費・・・云々、割り切って計算して、ぽんって値をつけられるのかもしれない。
しかし、好きで好きでたまらなくて、うひゃうひゃ作ってるものに対して、値段っていうものはつけ難い。
割り切れないのであるよ。

かあちゃんいわく

「タダであげちゃえばいいじゃん」

って、ちょっとそれは待ってよ、かあちゃん。
タダねえ。
その気持ち、わからんでもないよ。

でも、タダにしないのには、それなりの訳もある。
「商売」という言葉は好きじゃないし、自分のガクブチにはどうも当てはまらないような気もするんだけど、

『作る→値をつける→売るという行為→買っていただく』

これって大切なことだと思う。

好きだから作った、どうにでもなれ、願わくば売れたらいい。
そんな他力本願じゃ、いいものは生まれないと思う。

自分だけのために作った作品を売る・買うとなったら、話は別かもしれないけど、他人任せのものに魅力ってあるだろか。
誰かがどうにかしてくれるかもしれない。

誰かって誰だよ。

そんなで、ガツガツ商売っていうのは敬遠しがちだけど、考えてみりゃ、自分のやってることも商売なんだよね。


さて、そんなガクブチ。
自分は二本柱でやってます。

ひとつは、自分の好きなように作る、「え、これガクブチ?」っていう創作ガクブチ。
これが、ガクブチ展にならべられるものです。
途方もない時間と手間をかけてるため、小さくても、えらく高い値がついたりします。
妥協点がないうえでつけてる値なので、「高い!」と非難されても揺るぎません。

しかし、どうも、自分の「高い」と世間の「高い」は差があるようでして

「えらく、安い値で売ってるね」

といわれることも、しばしば。
あれ?
おかしいな。

今回のガクブチ展では、どうなるんだろう。
どきどきどき。

さてさて、もうひとつは、ご依頼ガクブチです。
これが、先にも述べたとおり難しいんですよ、値をつけるのが。
でも、非常にやりがいのあるものです。

ご依頼ということで、中におさめられるものは様々であります。
様々であるからこそ、値段も上下いたします。

お値段のつけ方の細かい点は、ここでは秘密にいたしますが(なんで秘密やねん)
2万~3万の間で作るものが、多いような気がします。

ちなみに、1000円のガクブチを作ってくださいといわれても断ります。
安きゃいいってもんじゃないんです。
いいものを作りたい。
そうなると必然的に値は上がります。
安いもんいっぱい作って稼ごうなんてことは、やってません。

なにを飾りたいのか、どこに飾るのか、贈り物なのか・・・
ご依頼主の希望がハッキリみえればみえるほど、作り手としては、やりがいがあります。

そして、完全に任せていただけること。
これは素晴らしい。
ありがたいことです。

自信を持っていえることがあります。
ホントに、いいガクブチを私は作ります。

もし、飾りたいものが現れたとき、私に任せてみてください。
いいガクブチ、作りますよ。

でも、『アズヲ・ガクブチ』のポリシーに反するものは、容赦なくお断りします。
ばっさばっさ、斬り倒します。

わがままな作り手で申し訳ない。
でも、だからこそ、ものが生まれるんだ、と自負しております。

今、作ってるご依頼ガクブチを眺めては思う。

あ~、いいガクブチ作ったなぁ~。

このガクブチは、ご依頼主の12月の個展で、作品を御守りいたします。

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2006/09/11

ガクブチ展・変更事項

モタモタしてると、もう『ガクブチ展』も間近じゃないですか。

さて、そんな『ガクブチ展』に変更事項が。
開催日がちょっとずれました。

11月2日スタートだったんですが、11月6日の月曜日になりました。

ね、ちょびっとずれたでしょう。

変更事項は以上です。

世間の夏休みは終わったというのに、終わったはずの週末がなぜかとても忙しい本屋。
全く人の流れが読めない店である。

本屋の忙しさに紛れ込んで、自分自身もワタワタ忙しい。
もちろん、ガクブチ展の準備もあるんだが、ご依頼のガクブチの納期もちょうどこの頃とかぶる。

んなこといいながら、秋は温泉ってことで、10月に東北旅行計画中。
本屋は人が足りなくて、大変だべっていってる矢先に「温泉いくだよ」って。
困った人だ。
早く、新しい人、入るといいなあ。

あっちにもこっちにも手をつけて、やることは多方向に広がる。
やろうやろう、寝よう寝ようって思いながら、本なんて読んでたり。
本なんて、あとで読めばいいじゃーん。
ホントにそう思う。

作業を終えてから、夕方、蕎麦を食べに出かける。
週に2日、休日はあるが、あってないようなものである。
バタバタしてるなあ。

でも、そんなバタバタしてる自分が、なんかいいと思う。
たぶん、まわりにいる人からすりゃ、迷惑かもしらんが。

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2006/08/29

ガクブチ週間

夏はやはり暑い。
なんやかんや暑い暑い言って、夏風邪ひいてみたり、バテてみたりと、夏・苦手度全開で今年も夏を過ごしてしまった。
いつになったら、夏と相性がよくなるのだろう。

んなことより、そう考えてみると、ガクブチのはかどり具合もあまりかんばしくなかった。

だって、あちいんだもん。しょーがないじゃーん。
ひらきなおっちゃうぞ、こんちきしょーめ。

でも、これじゃいかんってことに、ようやく気付いた。
間に合わないよ。

そこで今日から「ガクブチ週間」。
世間にはそんなもんない。
だって、私が勝手に考えたんだもん。

実は、ガクブチそのものよりも、その周辺事項の方が細かくて、いちいち面倒なのだ。
箱を作ったり、袋を作ったり。
ダイレクトメールも作らにゃ。
あ、名刺も。
プロフィール・ファイルの準備もせにゃあ。

夏バテなんてしてる場合じゃないですよ、ホントにもう。

今日は、やっとこさ写真を撮った。
ガクブチをスタジオで撮るほど金銭的に潤いがないので、外で撮る。
外ならいつでもいいのかっていうと、そうではなくて、明るい曇りの日を狙わないといけない。

で、夏というのは、あまり「明るい曇り」という日が存在しないのだ。
カンカン照りか、お?曇ってきたか?って思うと、いきなり大雨だったり。

部屋の中で撮ることもできるっちゃあ、できるのだが、光の具合でいらん影ができたりで、セットが面倒くさい。
外で、そして、明るい曇りの日に撮ると、影ができなくて、色味もとばなくて、それなりの写真が撮れる。

まだ、プリントアウトしてないんで、ちゃんと撮れてるかイマイチわからんけど、ひとつ大仕事が終わったー!って気でいっぱいである。
眠い。

いかんいかん、なに言ってんだ。
眠い場合じゃないでしょー。

これから、ダイレクトメールを作らねば。

ゆるんだ夏身体にカツを入れて、ぼちぼち本腰モードで秋を迎える。
大変だ、暑いよ、眠いよっていったトコで、そんなん比較にならないほど、ものを作ってるときは楽しい。
っていうか、自分、これしかできないからね。
ガクブチ作るしか。

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2006/07/06

ガクブチ始動

ガクブチの木地が届いた。
ようやく、また動き出すぞという実感が、まっさらな木地を前にして、ふつふつとわいてくる。
木地が手元にないときは、作業という作業はあまりしない。
こんなふうにするか?なんていうラフ・スケッチを描きとめておく程度だ。

その合間に、本を読んだり、地味に勉強をする。

以前、ガクブチを贈った相手から

「これ、木材は何?」

って訊かれた。

「・・・・・・・?」

わかんないや。
いつも木地をお願いするとき、加工がしやすいように「やわらかい木材でお願いします」って依頼をしている。だから、なんの迷いもなく

「やわらかい木」

そう答えた。

「ふーん・・・・・で?木材は?」

「やわらかい木です」

「・・・・・・・」

それを訊いてるんじゃないんだって~、アズヲちゃんよぉー。

なんで、やわらかい木を連呼していたかっていうと、わからないからだ。
わからないもん、どうするに。
見栄はって、これは○○です、なんて嘘ついたってしょーがない。
でも、やわらかい木ってことに変わりはないし、これに間違いはない。
だから、自信満々で答えた。

でも、正直、これだけじゃ終わっちゃいかん。
ということで、今日お世話になっているガクブチ職人さんに訊いてみた。

『ジェルトン』という、東南アジアの木だそうだ。
ひとつ勉強になったぞ。
自分の勉強はこんな具合だ。
額縁の専門用語も、よくわからない。
だから、地味に勉強する。

いろいろな材料にも手を伸ばす。
そこから、また新たなことを吸収する。
そして、思う。
知らないことばっかだなー、って。

じゃあ、そろそろ作業開始。

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2006/06/04

晩秋に『ガクブチ展』

入れ墨の写真なんて撮ってる場合じゃないんです。

『ガクブチ展』の会期と場所が決まりました。

詳細は、ガクブチのサイトにて。

今回は東京でやります。
季節もいい頃合であります。

11月2日~12月4日・西荻窪にあります『三月の羊』にて。

さらなる詳細は、またまた後日。

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2006/05/03

秋のガクブチ展に向けて

作っとります。ガクブチ。
連休のハザマの2連休に、ここぞとばかりに作る。
ひらくのは秋だからまだまだ、なんていってるうちに始まってしまうんですよ。
ぼやぼやしてられません。

相変わらず、バッシングを頂きそうなかわいいガクブチが2点完成いたしました。
どうして、そういうのを作ってしまうんでしょう。
わかってるんです。
明らかに余計なもんがガクブチにくっついてるんです。
こんなん無くても、というか、むしろ無い方がガクブチとしては、わかりやすいんです。
でも、くっつける。

何がくっついてるんでしょうね。
是非、実際に見に来ていただきたいです。
「あ~、これ、くっつけた」
すぐ、わかると思います。

開催日は、まだハッキリしてません。
10月か11月になる予定です。
場所は決まっております。
日にちが確定しましたら、ご報告いたします。

明日から連休後半戦で、出動です、あ、違うや、出勤です。
なるべく遠くへ出かけてもらって、ウチの店には近寄らないでもらいたいものです。
別に連休に本買わなくたっていいでしょうに。
家でダラダラしてろやー。

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2006/03/27

新作ガクブチ

gaku8

2つの「ガクブチ展」を経て、こつこつとご依頼のガクブチを作っておりました。
先日、また、新たなガクブチが完成。
自分の性格とはかけ離れた、らぶりーなガクブチに仕上がりました。

たまに、絵でもそう。
人に言われることは、
「もっと、どすい絵を描くのかと思った」って。

話してることから想像すると、どす黒くてどんよりしたものを想像させるようなんですね、これがまた。
で、実際にみてみると、あれまあ、だそうでして。
いい意味でも悪い意味でも期待は裏切っておりますな。

さて、このガクブチ、もう手元にはありません。
自分で言うのもなんですが、ホントに可愛くできました。
でもって、ごちゃまぜなんですわ。

ご依頼主の持ってきた「セ・ラ・ヴィ」、これはフランス語です。
じゃあ、フランス風になるのかといったら、そうはならない。

ガクブチの周囲に彫られた柄は、イスラムのモスクのタイル(たぶん)の柄。
その柄の一部に埋め込まれているのは、インドビーズ。
赤と白の柄の布地は、アメリカ製のはぎれ布。

とまあ、ホントにまあ、ごちゃまぜでして、そして、フランス風というよりはむしろスイスのアルプス風?な出来なわけです。
でも、これはこれでとてもしっくりきてるなと思う。
そして、また新たなガクブチが作りたくなるわけです。

今回、このガクブチとともに、『ご依頼の品』ということでガクブチのホームページを更新いたしました。
お時間ありましたら、お寄りくださいませ。

・・・→『アズヲ・ガクブチ』のページへ。

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2006/02/27

唯一のガクブチ

自分の作るガクブチは「だけ」のガクブチである。
それは、とても贅沢なことであると思う。
なぜなら、それ「だけ」のために作られた、それ「だけ」を飾る唯一のガクブチだからだ。

あれもこれも飾れるものじゃない。
飾るものが自ずと選ばれてしまう。
実に融通の利かないガクブチで、こう考えると市場にぼんぼん出回ることはまず無いと思う。
そんな融通の利かんもん、売れんもん。

でも、作り続けている。
昨日、ご依頼の追加注文のガクブチがやっと完成した。
本来は1月に納品予定だったものが、2月の終わり、いや3月になろうとしている。

待ってくださるお客様だった。
だからって待たせてはいけないのだ。

作業が遅れた理由はいろいろある。
言えば、たぶん同情してくださるだろう。
じゃあ、同情をいただいたところで、求めたところで、慰めになるか?
ならねえなあ、そんなもん。
やるしかないんだよ。
結局、それなんだ。
やることでしか、結果として出来たものでしか、答えはないのだ、物作りっていうのは。
だから、厳しい。
途中の経過やプロセスで言い訳なんて出来ないし、そんなもん見てももらえない。
というか、見てもらう必要もない。
「こんなに苦労してやってるのよ~」なんて。
惨めだ。
苦労を買ってもらいたくて、作ってるんじゃないもの。

昨日完成したガクブチは、風呂敷「だけ」を飾るためのガクブチ。
去年、作ったものと同じものを更に2点作らせていただいた。

去年のクリスマスに間に合うように必死に作ったガクブチは、250万円のウォーター・オパールのネックレス「だけ」をかけるためのガクブチ。
中身が値の張るものだから、それを飾るガクブチも高価に。
と考えるなら、それはとてもナンセンスだと私は思う。
それぞれの人に、それぞれ「飾りたい」と思うものがある。
それらに決して値はつかないのだ。

これから作るものは、『セ・ラ・ヴィ』を飾るため「だけ」のガクブチ。
その言葉に込められた想いこそ、まさに値はつかない。
だからこそ、作り手の出来ることは心を込めることでしかない。

高価なガクブチを作るでなく。

私の作るガクブチは、「唯一のガクブチ」なんだ。

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2005/12/22

今年最後のガクブチ

gaku5「クリスマスに間に合うように作ります」
そう約束して作り始めた、今年最後のガクブチ。
想像以上に苦労したガクブチでもある。
何が大変かって、中身の飾るもの、つまり現物を見たことがないのだ。

依頼主からの言葉と簡単な絵で、「こんな感じです」
と伝えられ、それだけで作った。
いいっスよ~、なんて簡単に答えてしまったけど、実際、くるしい。

このガクブチに飾られるものは、いいお車がポ~ンと買えてしまうくらいの額のネックレスなのだ。
そんなん実際に首にかけたこともないし、触ったこともない。
重さもわからないし、説明だけじゃ、質感もわからん。
どうすりゃいいんだ。

でも、約束は約束。
守るために約束。
12月の真ん中の1週間は、ホントに「う~~~ん」しか言ってなかったように思う。
仕事に行く前の数時間、う~~ん。
仕事から帰ってきてからの深夜、う~~ん。
唸る唸る。
こんなに唸りながらの制作は久しぶりだ。

そして、作業が押して押して、朝になってしまったがな。
そんな日もあって、それは大学の卒業制作以来のことで、「初心にかえったな」という気になった。
このくらい?いや、もっと頑張らなきゃダメなんだって実感した。

さて、このガクブチ、テーマが決まったとたん俄然動き出したって感じのものなんだけど、これでよかったんだろうか。
贈る時期が冬だから、雪。
それしかアタマになくて、ガツガツ作ってしまった。
が、夏はどうするの?
ホント、どうするの?

gaku6

近くで見ると、ガクブチに描かれてるもの、わかりますか?
雪の結晶なんです。
まるで、冬じゃねえか。

だけど、ワタクシ自身冬を想起させるものが好きなんで、もしかしたら夏も冬のモチーフを平気で使いそうですなあ。
季節感、無視の制作者。困るね。

あと、こちら、先月に完成させた風呂敷のガクブチで、すでに画像もアップしてあるんだけど、外で撮ったもののほうがいいなってことで。
しつこいですかね、自慢ですかね。
ええ、それなりに自慢はいってます。
スミマセン。

gaku7

いや~、終わったぞ~。
いえ~い、終わったじょ~。
今年も終わるぜ。

来年も作るぜ、ガクブチ。

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2005/11/23

新作・ガクブチ

gaku4

先週、プロディジーを聴きながら押されまくりで完成させたガクブチ。
押されたさ、煽られまくりさ、あの攻撃的な音に。
そのわりに、というか、それに反し、完成したガクブチはとても静かな佇まい。

自分の作るものって、そうだ。
どんなに毒まいてても、甘ったれんじゃねえ、なんていってても、生ぬりいんだよ、なんてほざいてても、出来上がるものは、静謐であったり、えらい澄んだ色をしてたりする。
なんでか、よくわからない。

旅中のスケッチもそうだ。
自分でいうのもなんだが、とても透明な青に、たゆたう紫の色の空。
うつくしい。

自然とそういう色を使っているし、かたちもそう。
だから、今回のこのガクブチを作ってるときに、全身をプロディジーの音楽が貫いていたわけだけど、プロディジー風になるなんてことはない。

音楽でイメージをひろげるってことも、たまにあるけど、最近は少なくなったのかもしれない。
昔は音楽に頼っていたところもある。
今は、頼るというよりは、音楽が車でいうガソリンか。
いいガソリンが、身体に満ちれば、突っ走れる。
ハイオク、満タンでーってな。
そういう意味で、プロディジーは実にいいガソリンだった。

ただ、写真に撮るとえらい薄っぺらい印象になってしまうな。
実物は、こっくりとした白がやわらかくて、美味そうなんですよ。
手触りもつるつるしてるのではなく、しっとりと手に馴染む感じでね。
人肌。
艶かしい感じ。
それでいて上品なんですよ。

こちらは注文のガクブチでして、今はもうお客様のもとにあるんですが、ホントに喜んでいただけた。
びっくりするくらい喜んでいらっしゃった。
よかった、ホントによかった、そう思った。

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2005/11/03

旅友→旅友

旅友で幕をあけ、旅友で幕をおろした今回の『ガクブチ展』。

自分の人生においても、自分のもの作り、何もかもにおいて、旅は切り離せない。
かといって、依存したくはない。
だって、旅は終わったもの。
こうやって生き続けてる、そんな旅に終わりはないけど、実際にバックパック背負って歩いてる「あの」旅は。

終わったというか、それを経ての今。
旅で自分なんて変わらない。
変える気なんてなかった。
果たして変わるのか?

変わっちゃうとしたら、それはよほど衝撃的であるか、はたまたあまりにくだらねえ旅なのかもしれない。
自分は、そのどちらでもなかった。

良くも悪くも日常の延長でしかない。
だから、日常でクリエイティブであるなら旅においてもそうであるし、受身な人間であるなら旅に出たって受身なんだろう、たぶん。

そして、自分は日常の延長として旅先で絵を描き、たくさんの人と出会い、旅から帰ってきた今も何か作りながら、旅で出会った彼らと旅で会ったときと同じ表情をして再会を楽しんでいる。

そんな旅友が、幕をあけてくれた。
おろしてくれたのも、旅友だった。
折り返し地点で、彩りを加えてくれたのも旅友。
『ガクブチ展』→もの作り→旅は、ちゃんとつながっている。
あらためて実感した。

最終日、搬出まぎわに偶然居合わせ、ガクブチに興味を持ってくださった「ぢろばた」のお客様から訊かれた。

「なんで額縁なんですか?」

この質問は多くの方から何度も何度も訊かれるお約束な質問である。
そして、答えはいつも違うのである。
なぜなら、絶対的な答えがいまだに見えないのだ。
そのたびに答えは変わる。

少し、考えた。
このお客様はあくまでもぢろばたへ珈琲を飲みに来たお客様である。
自分とは初対面である。

もう少し考えた。

「枠に、はめたくないんですよ」

なんだって一緒です。
額縁だけじゃない。
人生、生き方そのものも。
私は、枠にはめたくないんですよ。
もっと自由になれる、もっと自由であっていいと思ってるんです。
だから、「枠にはまってる」額縁をあえて選んだんでしょうね。

最初から自由である「絵」よりも、既成概念の枠に囚われた額縁。
後者により魅力を感じるのは、自分がそうであるからなのかもしれない。

解き放つ。
そのために自ずと選ばれた額縁。

解き放て、何か。

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2005/10/25

みえないちから

ブログとホームページを通じて知り合った方が、3人、「ガクブチ展」をみに行ってくださった。
どの方も遠路はるばる、である。
ハンパじゃない距離、時間をかけて。
おまけに、そこに私は居ないのである。

居るのは「ガクブチ」だけ。
でも、彼らはそのガクブチをみるために足を運んでくださった。

「3」という数を、どう見るか。
数としては少ないのかもしれない。
しかし、300の通りすがりの人間より、この「3」ははるかに大きい。

彼らを動かしたものは、なんなんだろう。
近所のその辺でやってる展示会なら、じゃあ行ってみるかで済む。
でも、そうじゃない。

そして、そんな彼らを動かした原動力が私の力になる。
みえない力だけど、確かに受け取りました。
これが、先へ進む力になる。

自分のためだけの力じゃない。
もちろん自分に蓄積する力、であると同時に外にも発せられる力。

大切に使う。
彼らの思いがつまってるからね。

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2005/10/21

作り続けること

先日、秩父のぢろばたへ。

今回は、自分のガクブチうんぬんよりも、ここの場を訪れてくださった知人・友人の想いと気持ちの波の中で泳いでいたように思う。

たまに流された。

モーレツに岸に辿り着こうとしたりして、でも、ぎょえーってまた沖に戻されちゃったり。

そんなんの繰り返しで、ヘトヘト。
だけど、とても有意義な時間。
なんとなく、ぼやーんとしてたって何も始まらないし。

今回の「ガクブチ展」のガクブチは売れない。
それはそれ。
その代わり、注文を頂いた。
んんん、その代わりなんて失礼だ、それ以上だ。

今の自分に、お客様からの注文商品を作る力があるかっていうと、自信はない。
でも、自分のガクブチは裏打ちされた「自信」だけで作ってるものじゃない。

じゃあ、何で作ってるのか。

気持ちです、心です。

それしかないんです。

プロの職人さんの作る額縁と比較したら、自分のガクブチなんてお子様です。
だけど、決して負けない、というか、勝負のしようがないところに、私の「心」が入ってるんです。
誰も、これは侵せない領域であるし、これがなければ私自身ガクブチを作る意味もなくなってしまうのかもしれない。

とにかく作り続けること。
自分に与えられたものは、これしかない。
作って眺める、作ってラクをする。
じゃなくて、もう、続けるしかないんです。

続けた先に、行く地はひらけてる、そんな気がしてならない。

私は、楽しいからガクブチを作ってるわけではないんです。
もちろん、苦しいときもありますが、そりゃ楽しいですよ、作ることはね。
でも、それだけでは、こんな揺らいだ状況の中で「作り続ける!」なんて宣言できませんよ。

私には、作らなきゃいけないものがあるんです。

みえない景色、自分を突き動かすみえない景色。

風を感じて、空気を感じて、無であることの美しさ。

ひとつの音楽があって、自分はここまで来た。

その音楽。

それに対する、こたえ。

そのこたえがかたちになるまで作り続けるんです。

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2005/10/02

青 * 花

dm1爽爽しい風が吹きました。
風が抜けましたねえ。

って、ぢろばたの店主が言った。

その風を運んできたのは、私の旅友。

彼は、自分の彼女を連れて、ぢろばたへ、そして私のガクブチを見に来てくれた。
いつもだと、「行きたいわ」とか「行かれんわ」とか、あらかじめ連絡を入れる友人が、今回は全く何も言ってこない。
あ~、仕事が忙しいんだなって思ってた。
そしたら、初日の、陽だまりのようなのんびりしたぢろばたに現れた。
私はというと、店主から墨汁をお借りして作業なんぞしていたところだった。

彼とは台湾で会った旅友。
そんなに長い時間を一緒に過ごしたわけではない。
メシ食って、故宮博物館行って、そのくらい。
お互い日本に戻ってきてからも、たまに会って、話して、そんなだった。

でも、彼はずっと「頑張れ、頑張れ」って言っていた。
励ますとかお世辞じゃなくて、心の底から言ってるんだなと感じる言葉。
だから、うれしかった。
やり続ける機動力は、こういうとこからくるんだなって思った。

「私は旅人です」
と言い放ったことがあると、以前このブログにも書いたことがある。
その言葉を放った相手が、この彼だったんです。
もちろん、ものを作っている、普通に仕事もしているし、ごく普通の生活を送ってもいる。
でも、それら云々以前に
「旅人です」

いま、実際に旅してるからじゃなくて、常に旅に出てるからじゃなくて、根本的に旅人なんだと思っているし、そうあり続けたい。

旅人は、好い風を運んできます。
それは気持ちの好い風です。

彼の運んできた風がまた、素晴らしかった。
そう、彼の彼女です。
彼女は私のガクブチを興味深く眺めていました。
おそらく気持ちは決まっていたんでしょうね。
もちろん、彼とは相談はしていましたが、このDMの顔にもなった「青 * 花」を、スッパリと買っていかれました。

自分の作ったものが誰のものになるかなんて決めることは出来ません。
でも、このガクブチが彼女に託せることは非常に幸せです。

美しく成長するガクブチになると思うんです。


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2005/09/30

明らかに違うガクブチ

今回作ったガクブチの中で、明らかに他と違うガクブチが1点ある。

違うって、何が違うのか。

明らかに、気迫というか、迫りくるものが違う。
迫力が違う。

そりゃそうさ、残り1ヶ月もないって時に血眼になって、猛烈に作ってたガクブチですもの。
鬼気迫るものはある。

腕には、いれたばかりの入れ墨があり、いてえなこのやろーなんて思いながら、それでも作業は続く。

整理つかない思いがたまに混入したけど、やっぱいいや、出展数なんて決まってないもん、あきらめちゃおー、なんて思ったこと1度もなかった。
粗い作りになってしまうのは、わかっていたけど、どうしてもあきらめたくなくて、ひたすら作り続けた。

それなのに、仕事先の本屋では連日何かがあり、帰れないー。
帰りたいー。早く帰らせろー。
うち帰って、ガクブチ作りてえんだよー。

9月の1ヶ月は、そんなでこんなで苦しい状況でもあった。
だから、この他と違うガクブチは、違うものになってしまったんだろうなあ。

でも、満足のいく出来ではないので絶対リベンジをかける。
いつか、もっと、自分に力がついたら、絶対、また作る。

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2005/09/28

ガクブチ梱包・発送・終了

おせおせだ、あわあわだ、でも、なんとか終わった。
というか、無理矢理終わらせた。

今まで体験してきた制作の中で、こんなにギリギリだったことがあったであろうか。
5月の「ガクブチ展」のときは、あ~忙しかった、言うわりに、1週間前には作業は一通り終わっていた。

しかし、今回は、なんなんだ。
発送しなきゃならないギリギリの今日も普通に作業をしていた。
夕方までは。

ふと、気付いた時間が遅かった。
宅急便の集荷って、何時までやったろ。
ちょっと、電話してみるか。

「あ、もしもし?集荷お願いしたいんですけど」

「はい、じゃあ、すぐ行かせますね」

「すぐじゃダメです。遅く来てください」

「もう、集荷センターが閉まるんです」

「閉まるんですか、終わっちゃうんですか」

「あと、30分です」

うおーーーっ、30分って、30分って。
そんなわずかな時間に何ができるよ。

さっき完成して、中身をセットしたばかりのガクブチが、ほやや~んって感じで床に放置されてる。
放置ですよ、放置。
このままじゃ、どう考えたって、集荷どころじゃねえだろよ。

どーすんの、どーすんの、あと、30分っ!

昨日買った布で袋を作るつもりだったけど・・・
どう考えたって、そんな時間ないじゃん。

じゃあ、包みますか。
そお~っと、くるもう。くるめば、袋っぽいや。

昨日買った、段ボール紙で箱を作るつもりだったけど・・・
アホですか、作れるわけないでしょ、30分きってまっせー。

じゃ、じゃ、ガクブチの大きさに切って、2枚に合わせて挟み込み。
で、ガムテープでとめる。
どうみても、しょぼいな。
廃品回収?
んがーっ、違うでしょ、自分でそんなこといっちゃダメでしょ。

くるんじゃえば、いいんですよ、プチプチで。

ええ~いい、ガクブチがでかくて腕が向こうに回らんわ。
届かんて、このやろ、テープはりたいのに。
ちょいとー、どなたかー、来てくださらんかー。

誰も来ないね。
今、夕飯の準備してる時間だもんね。

うおー、夕飯どころじゃないんだ。
んもー、届かんなら、足で押さえて踏みつけて、とめる。
とまったわ。
できるやん。べつに一人で。

ふううう、とりあえず、ガクブチはこれでOKね。

おおおおっと、伝票書かなきゃ。
猛烈に手を使ってたせいか、震えてるがな、字がひょれる。
なんだ、この字は。

ピンポーン!

来たー、来た来た来た、宅急便やー。

「んじゃ、ま、お願いします。30日着で」

30日、秩父入り。
搬入です。

くたびれた。

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2005/09/23

ガクブチ展・1-詳細

gaku3

10月1日に迫った「ガクブチ展」。
まだ、作ってますよ。
おいおい、大丈夫なのかよって感じですが。
あんまり身体は使わないので疲労はないんですが、滅多に使わないアタマをここんとこフル回転させてるせいで、昨日から頭が痛い。

先程、少し休憩ってことで、ごおごお寝てたら、まま回復。
単純にできた身体で、よござんすよ、ホントに。

さて、画像で上がってるものは、今回の「ガクブチ展」のために作ったガクブチの第一号です。
なんで外で撮ってるの?と思われるかもしれませんが、ただね、家ん中で撮ると明かりの具合とセッティングが面倒なんですよ。
だから、外で撮ってるだけ。
ただ、それだけ。
ホント、こっちの面でも単純だねえ。
数日前のブログでは「狂気」なんてコワイこと言ってますが、根本的にのほのほしてるんでしょうね。
でも、常に「狭間」って気はしてます。
狭間で生きてんな、エッジで生きてんなって気ですね。

今回のガクブチ展にはタイトルがついてます。

『トルコの額縁』

ワケわかんないって思ったら、是非、ガクブチのサイトを見てみてください。
そちらには、一応説明書きがございます。(まあ、こちらもワケわかんないっちゃあ、ワケわかんないんですが)

ガクブチのサイトは、こちら

場所は前回同様、秩父の『ぢろばた』です。

ちょっと遠いですね。
こちら、長野から行くのもちょっと遠い。
でも、まあ、そんなですが、いいと思うんです。

皆様のお越し、お待ちいたしております。

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2005/08/26

ガクブチの難関

ひとまず、箱型サイズのガクブチは5点完成。
額縁というより、むしろ「箱」のようになってるんで勝手にこう呼んでますが、市場にこのような額縁はございません。
ワタクシが勝手に、そう名づけているだけです。

さて、ここで大きな壁が立ちはだかる。
中身は、どうしようか。
前回の予告編では、トルコ滞在中に描いたスケッチをおさめたけれど、もちろん同じものをおさめる気はない。

それ以上に、何もなくていいんじゃないかって思ってる。
だって、絵画展じゃないもん。

『ガクブチ展』だもん。

ガクブチに合わせた、トルコで撮った写真のセレクトもしてみた。
もちろん、合う。
まあ、当然といっちゃあ当然だね。
自分の作ったガクブチに自分の撮った写真だもんねえ。
これ以上の組み合わせはない。

でも、写真を中におさめてしまうと、見る人は「写真」を見てしまう。
見ちゃダメってわけじゃないし、見るのが自然だと思う。
そして、そういう形で飾られたものを見るほうが、見やすいのは確か。

だけど、今回はあえて、そんな見やすさから離れてみようか。
だって、ガクブチ展だもん。

額縁だけ眺めてる人なんて、そうそういないけどね。

一体、どうなることやら。
いまだに、この点は浮遊してる。
実際、当日、会場ではどうなってるんだろう。
楽しみだなあ。

昨日、久々においしい酒を呑んだ。
酒サイコー、音楽サイコー。
そんな話しをぐだぐだしてて、幸せだった。
そう、幸せは自分で作るもの。
誰かがくれるの待ってちゃあ、いきおくれちまうぜ。

音楽で、ちらっと『blink182』の話が出た。
大好きなバンドで、これまた久々に話に出たなって感じがして嬉しかった。
そして、今、久々に聴いてみる。
いや~、いい。たまらんね。
ドラム、サイコー。
トラヴィスになってから、ホント、ドラム、サイコー。

トラヴィスは、ホントにいいドラムたたきます。
カラフルな音が転げ落ちていくんですよ。
やっぱ、たまんねえ。

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2005/08/20

ガクブチ

ここんとこ、ずっとフジだ、音楽だ、ドレスだ、で騒いでおりまして肝心のガクブチが・・・
という感じではありましたが、裏ではちゃんと作っているんですよ。
毎日、うらうら浮かれてるわけには、いきませんからねえ。

もうじき、5個目のガクブチが完成します。
今、ニカワを乾かしている最中で時間が空いたので、こうしてブログなんぞ書いちまってるんですが。

夏だからでしょうか、暑いからでしょうか。
皿にあけたニカワが、どんどん乾いちまう。
まだ、作業終わってないでしょがーっていう先から、乾いてしまってる。
まあで、困るよ。

さて、今回は前回の予告編のものよりはサイズが大きくなるんで(といっても、そんなにジャンボではありませんが)数も減ってしまいました。
出品数は、今考えてるところ6点。
力、余ったら、急いで7点。作るか、作れるのか?

数が減ったからって、決して手を抜いてるわけじゃあ、ありません。
1点にかかる時間が、前回のものより全然長くなってるんですねえ。(って、効率が悪くて時間かかってるだけかもな)

どれも、かわいいです。
今回のガクブチも『トルコの額縁』ということで、前回同様またテーマがトルコなんですが(こりねえなあ)どれもとても女性的です。
かわいいと感じる所以はそこにあるのか?
どうか、わかりませんが。
まあ、作った本人はそんなふうに思うわけです。

さて、そろそろ、ガクブチの様子、見てきますか。

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2005/07/03

新たなプロフィール

以前作った旅のサイトにもプロフィールは載せているんだけど、今回作った「ガクブチ」にもまた新たなカタチで、そして何故かお写真つきで載っているプロフィール。
なんで、わざわざお写真を載せたのかというと、素朴な疑問をよせられることが稀にあるからなんですね。

「アズヲさんって、男の人だと思ってました」
とか。

女ですよ、一応ね。
でも、どっちだっていいと思ってるんですよ。
海外に行くと、普通に男の子だと思われてるときもありますからねえ。

「男ですか、女ですか、どっちなんですか」
って、真剣な顔で言ってる、おっちゃんとかいてね。
その顔があまりに真剣で、おかしくて

「ん~、どっちだろうね。じゃあ、どっちがいい?」
って聞いたら、やっぱり真剣に悩んでましたね。
それより、悩むなよ、おっちゃん!って感じ。

あと、年齢もそう。
24のときにトルコのスケッチの個展をひらいたとき

「絵を描いた人はどこにいるんですか」

って普通に聞かれてしまった。
目の前にいるやん。

すると、やはり思っていたのと違うようで、少々面食らってた。

「もっと、歳のいかれた人が描いてると思いました」
とのことで。

自分の作るもの・描くもの・発言は、どうも実年齢と釣り合わないんでしょうかねえ。
別にきゃぴきゃぴしたものを作ろうなんて思わないし、あるがままにやってると渋かったりするんですよね。

ただね、この前の「ガクブチ展」で、とてもうれしいことを言われたんです。

「絵とか見ててね、ああ、これはどんな人が描いてるのかな、描いてる人に会ってみたいなっていう絵はあるんですよ。
逆に全然、会いたいとも思わせない絵もあるしね。
あなたの絵は、会ってみたいなあと思う絵ですよ。」

今まで、作り手本人はオモテに出てこなくたっていいやって思っていたし、これからもそうでいいやと思っていたときに、このような言葉を頂いて、ハッとしましたね。

こんな自分だけど、会ってみたいって思ってくださる人がいるんだってことに感慨ひとしお。

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2005/06/30

額縁だけのHP

完成いたしました!
ホントに「額縁」だけのホームページの完成です。
まだ、サーバーにお金を払ってないので、仮設置というカタチではありますが。
ちゃんと、見られるようには、なんとかしました。
7月中に出来ればいいなあが、急遽アホみたいにスピードアップして、昨日完成。
たぶん、朝から晩までモーレツにオフスプリングなんぞ聴きながら、作業してたから加速したんかな。

さて、そんなオフスプリングを聴きながら、前のめり気味に作ったサイトですが、サイト自身は実にクールです。
クールっていうと聞こえはいいんだけど、えらいガラ~ンとしてるのよね。
涼しいです。

さて、タイトルは、またまた、そのまんま。

『アズヲ・ガクブチ』

それ以上でもそれ以下でもないっちゅう。

アドレスもいいですよ、シンプルで。

http://azuoo.net/

ね。これだけしかないねん。
もうちょっと考えるかなって思ったけど、これでいいやって。
相変わらず、単純だなあ。

お時間ありましたら、お寄りくださいませ。

ブログ隆盛時代にあえて、ホームページ作る自分。
頑固だなあって思いました、作りながら。

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2005/06/01

無事終了

gaku2いろいろ考え、語った1ヶ月でした。
「ただ好きだから作ってる」それじゃ、ワタクシにとっては納得がいかないのです。
なんてことを語った1ヶ月であったような気がします。

「ただ好き」それじゃ、美大に入りたての頃とおんなじです。
でも、制作の根本は「好きだから」なのでしょう。
「好きだから作ってる」は間違いではないのでしょう。

しかし、好きだからって何でも作って発表していいのかっていうと、それは疑問です。
ワタクシは、それをたまに「暴力的な作品だ」って言うことがあります。
やり捨てというか、やり逃げというか。
見る相手にゆだねすぎる姿勢が露骨に表れるというか。
自分自身の作ったものに対して無責任なものは、ワタクシは嫌いです。

なんて、ごにゃごにゃ言ってしまいましたが。
さて、昨日、この子、このガクブチひとつと一緒に秩父から帰ってきました。
そう、この子だけが残り、あとの子たちは売れました。
なんか不思議な心持ちです。
1ヶ月前まではみんな一緒だったものが、今ではバラバラになり、それぞれの空間で生きようとしてます。

おそらく、このガクブチもいづれ誰かの手に渡るのでしょう。

彼らの門出をワタクシは誇りに思うのです。

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2005/05/28

フィナーレ

5月1日から始まった『ガクブチ展』も、ぼちぼち終了です。
いや~、あっという間ですね。

それより1ヶ月というのはホントにいいですね。
普通のギャラリーだったら1週間ですからねえ。
たくさんの人に楽しんでいただきたいって思っても1週間はきついですよ、正直なトコ。
でも、まあ、それはそれですからね。
なんともいえないですね。

今回のものは『予告編』だというのに、予想以上に好評で、秋の本編どーするよーって感じもしてます。
少々、プレッシャーですな。
でも、そういうのがないとね。だらけちゃうから、いいのかもしれない。

さて、そんなわけで、明日29日と最終日31日は、秩父「ぢろばた」へ。

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2005/05/17

ぢろばた

tenji写真を撮るのは苦手なんですが、手ぇぶるぶる震わせながら撮って参りました。
ここが、今「ガクブチ展」をやらせていただいております秩父の『ぢろばた』です。

なんで、秩父なの?
みんなから、そう聞かれておりますが、とにかく「ここ!」、この空間に惚れたんです。
この空間をもった喫茶店は、東京では見つけられておりません。
近しい空気をもった場所はたぶん東京にもあるのかもしれませんが、まだワタクシが出合えていないだけなのかもしれませんねえ。

まあ、とにかく、この空間で自分のガクブチは生きてるなあと思います。
どこでもいい、たとえば、ショッピング・センターの中央広場になんか飾ったら一瞬で死んでしまうでしょう。
人はたくさんくる、来やすい、そんな環境ではあるけど、果たして、そこに飾る価値はあるのか。
ないですねえ。自分にとっては。

よく、といいますか、当然のように「頑固だ、きみは」といわれます。
意地はる頑固ではなく、ポリシー、自分の中に通る芯がなくちゃ、モノなんか作ってらんねえよ。
そう思ってるので、まあ頑固といわれても仕方ないんですがね。

ひとまず、今の「ガクブチ展」が終わったら、本家ホームページの方に、この空間がより伝わるお写真を公開する予定でおります。
あ、あと、ガクブチも。

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2005/05/16

ガクブチ展、中間報告

ガクブチ展が始まってから2週間が経ちました。
ようやくです、やっとです。
行って、見てまいりました。

うつくしく、ちんまりと、おすましして、並んでましたねえ。

作った本人が来たわよ!
あんたたちを作った、親よ!親が来たからね!
どう?どうだった?今まで、どうだったのよ!あなたちは、ん?ん?

し~ん・・・・・・・

まるで、しらんぷり。
ガクブチ、しらんぷり。

どうやら、親のことなどまるで眼中なしのご様子。
「わたしたちは、わたしたちだけで、頑張ってきましたのよ」
てな感じで、実にまあ、おすまししてるんですよ。

もう、完全に親のもとを離れてるんですよね。
「作った本人なんて、もうどうだっていいのよ」
そんなことを、静かに並ぶガクブチたちは語っておりました。

買って下さった方々のもとへ1日でも早く向かうんだ!というガクブチの姿は、1ヶ月前、ワタクシの家でトンカントンカン作られたばかりの初々しさ弱々しさは、もうないんですよね。
すごいなあ、でも、生意気だなあって思いました。

残り、2週間あります。
さて、どんな戦いぶりをするんでしょう。
「ぢろばた」にいらっしゃるお客様の熱く、鋭く、厳しく、そしてあたたかい視線に囲まれて、ガクブチ頑張ります。

ぢろばたを後にするとき、店主から言われました。
「また、ガクブチだけが残ってしまいますね、彼らに何か言葉をかけていってあげたらどうですか」

「もう、ガクブチたちだけで、充分やってますよ。完全に自分の手を離れました」

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2005/05/06

「ガクブチ展」はじまる

ガクブチ展が始まりました。
さて、無事にといえるのでしょうか。
なんせ、作った本人が初日から会場にいませんからねえ。
だめじゃないですか、そんなの。
でも、本屋をそんなに休んでもいられないし。

自分は名ばかりの「ナイト・マネージャー」。
夜は自分以外に責任者といえる人間がいない。
困ったものである。
滅多に店に現れない店長から、「じゃあ、ナイト・マネージャー」でって。

「やだ」
「え、やだ?」
「だって、給料上がんないもん」

まあ、そんなこと言ったとこで夜は自分以外にやはり頼れる人間はいないからね、しかたない。
なんか、さびしいもんである。
あ~、困ったなあ誰かに頼りたいなあっていったとこで誰もいないし。
でも、結局は自分の独断と偏見で
「帰るぞ」
ってことになってるんで、ちっともストレスはたまんないんだけどね。

だけど、自分がいないと、「大変だったよ~」って言われる。
じゃあ、自分がいないときって夜の本屋はどうなってるんだろってたまに思う。
何が大変なんだろう。

春に入った新人君は自分が見てる前でしょっちゅう転ぶ。
いったい何をやってるんだろう。
「いっしゅん眼え、つぶっちゃうから」って。
なんで、わざわざ眼え、つぶるのよ。

こんなだから、うちの本屋は大変なのかもしれない。

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2005/04/21

ガクブチ展の案内状

annaiやっと案内状、完成。
ふう~、ギリギリです~。遅いじゃないですか~。

それにしても、そ気ない案内状やな。
でも、自分の中では満足度高し。
なぜなら、20年以上憧れ続けた「プリントゴッコ」なるものを先日ようやく買い求め、それで作ったものだからなんですよ。

小学生の頃から絵を描くこととか物を作るのが好きで、年に1度の年賀状は、そりゃ~もう一大イベントなわけですよ。
一枚一枚手描きで、こりまくり。
楽しいんですがね、あるとき気付いたんです。

「くたびれるな」

そして、友人の送ってくる年賀状が自分のとは違うときがありましてね、聞いてみたんですよ。

「これ、どーやって描いてるの?」

「プリントゴッコ」

一言かよ。
なんやそれ。

友人いわく、おうちでできる印刷機、とのこと。
一度、原稿を作ればそれで何枚も刷れる。

お~、そんな器械があるのか。なんて便利なんだ。
欲しいぞ、プリントゴッコなるもの!

しかし、我が家にはそんなもん買う余裕はなく、というか全く親が興味を示してくれず
挙句の果てには
「あっちゃん、絵描けるんだから。描けばいいじゃないの」

それで、おしまい。

まあ、それ以降も年賀状作りは続くんですが、そのうちラクしてハンコとか使ってね。
どんどん大人になっていくんですよ。
そして、気付いたら年賀状を書く枚数もおそろしく減って、憧れの「プリントゴッコ」のことも忘れかけていたんですよ。

でも、最近になって再び「プリントゴッコ」熱が高まってきたんです。
案内状やDMを作りたいからっていうのもあったんだけど、どうも自分はパソコンのプリンターから出てくる印刷物の出来上がりの雰囲気が気に入らないんですよね。
安っちいプリンター使ってるせいもあるんだろうけど、「インクの味わい」がないんですよ。

ちなみに今回作った初プリントゴッコの案内状、この画面じゃよくわからないけど、かなり「インクのしょぼしょぼ感」が出ておりましてナイス。
そう、そうだ!こういうのが作りたかったんだって感じ。

しかし、初ということもありまして高度なテクは使えず、おまけに時間も、もうねえぞってことでいろいろ試すことも出来ず、こんなのになってしまったんですがね。

これから、時間をみては、腕を磨いて納得のいくポストカードとか作っちゃうのが夢であります。
ってか、ポストカード作る前にガクブチでしょが、作るもんは。

そうだ、今年はいっぱいガクブチ作るって決めたんだわ。

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2005/04/16

ガクブチ1点公開

gaku1先日、完成したガクブチのお写真を撮りました。
なんか、青白くて気持ち悪く撮れてるな。
ま、気持ち悪いけどせっかくだから公開しようということでセレクトされたガクブチ1点。
って、なんですか、これは。
虫かごみたいになってるじゃないですか。
でも、大丈夫。
ちゃんと、額縁ですから。
ちゃんと使えるんですよ。
中の絵もお好みで替えられますよ。

ちなみに、この絵はトルコのサフランボルで描いたスケッチです。(ポストカード・サイズに縮小コピーされ、かわいくなってしまった。実物は、えらくデカイ)

今回はあくまでも「予告編」なので、まあ、そこそこに普通の額縁に近いんですが、秋のは、おそらく「何これ、額縁?」になってしまうんではないでしょうか。
だからこそ、「普通に見られる」予告編をひらくんですけどねえ。

でも、何が普通で、何が普通じゃないんだか、よくわかんないんですけどね、正直なトコ。

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2005/04/10

ガクブチ完成か

本来は秋の予定で進めていた『ガクブチ展』。
でも、実際はわからないもんです。
5月にやることになってしまいましたね。

まあ『予告編』ということなので、多少は力抜いたつもりなんですけどね。
でも、それにしたって「ものを作る」ということは、やっぱり大変だなぁ。
と、ほぼ完成したガクブチを前にしみぢみしております。
(まだまだやることあるんだから、しみぢみしてる場合じゃないでしょー)

自分はガクブチを作る際、中身(絵)があってから作るのではなく、ガクブチを作ってから中身を考える邪道派です。
そう、本来は逆なんですよ。
絵なり写真なりがあって、それにあわせたガクブチを選ぶ・作るもんなんですよ、普通はね。

別に人と違ったことをしたい、変わったことをしたい。
なんて考えちゃおりません。
できれば本来のルートにものってみたいもんです。
でも、そうすると止まってしまうんですよ、自分が。
たぶん、あれ?なんか違うなって思うんでしょう。

それで、じゃあってことで自分なりにやってみると、明らかに人と違う方向へ突っ走ってるんですよね。

最近はあきらめました。
人と同じであるとか、周りに自分を馴染ませるとか。
ただね、人様に迷惑はかけちゃいけないなあとは思ってるんです。
自分の作ったもので他人に不快感を与えてしまったりとかね。
無責任なその場しのぎとか、やり逃げみたいな行為はね、いかんと思うのですよ。

さて、最初の方で自分の作るガクブチは、中身が決まる前に作るんだって言ってますよね。
でも、実は今回のは違うんですよ。
中身がすでにあったんですよ。
本家HPでも公開してるトルコのスケッチ、これが中身なんです。

『ガクブチ展』をひらかせて頂く喫茶店のオーナーが、それらのスケッチを気に入って下さったからなんです。
「このスケッチでガクブチを作って、予告編にしたらどうでしょう」って。
そして、実際そうなりました。

10枚のトルコのスケッチに、それぞれの想いを込めて作った10点のガクブチ。
全て表情の違うガクブチではあるけれど、全て大好きなトルコに通じる「味のある」ガクブチが仕上がりました。

5月のよい季節。
東京からはちょい遠方ではありますが、お時間がありましたら是非お出かけ下さいませ。
皆さまの概念にある「額縁」とは、おそらく違う姿の「ガクブチ」が在ることと思います。

詳細は、こちら。

自分は連休が終わってから、5月の中旬と下旬に、その場に居られればいいなあって思っています。

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2005/03/22

『ガクブチ展』詳細

ようやく、5月の『ガクブチ展・予告編』の詳細がハッキリいたしました。
というのに、まだ物は完成していないという現実。
なにやっとるんだか。

だって、具合が・・・
今日、病院行ったら、「ん、咽頭炎ね」
このまま放っておくと喘息になるおそれもあるからって、ぎょうさん薬もらってきた。
薬か・・・また食事がまずくなるでねえの。

さて、ガクブチ展の件とあわせ、もうひとつ。

『石田ゆうすけ氏の講演会のお知らせ』

ワタクシの本家HPでもリンクをはらせて頂いております強力な旅人です。
何が強いかって、世界一周7年間かけてチャリで巡ってますからねえ。
普通に旅してても、へヴィーな時はそりゃーへヴィーですよ。
なのに、生身ですからねえ、生身でチャリですからねえ。
そんな生身だからこそみえてくる「なにか」であるとか、人とは違った角度からとらえられる感動があるのではないでしょうか。

これから旅をしてみようかなと考えてる方、
人生なんとなく、悶々としちゃってる方、
「ちから」つけたい方、
とりあえず、どんな方でも彼の話は面白いんじゃないかなあと思っています。
どんな人でも受けとめられる、深く広い話のできる人なんですよ。ゆうすけさんって。

そんなわけで、ガクブチ展&講演会の詳細は、こちら

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2005/02/04

ガクブチ

gaku
年が明けてから、すっかりご無沙汰気味のブログ。
何をしてるのかといえば「ガクブチ」を作っているんです。
原点回帰なわけです。
ワタクシは本気で「額縁職人」になろうと思ったことがあります。
お手軽なモールディングの代物じゃあ、ありません。
木地を用意し、そこに彫りであるとか装飾を加えていくという、額縁だけでみても、中身がなくても充分面白いといいますか、美しいものを作りたかったんです。
でも、現実はどうでしょう。
それなりの値段でかたちになってれば、人はそちらを求めてしまいます。
まして、額縁となれば必要としてる人は限られてしまいます。
全ての人にとって必要なものではないのです。
だからって、あきらめるか?
あきらめるもんか。

そんなで、再び始めたガクブチ作り。
画像で出ているのは、23歳のときに初めて作ったガクブチで「サフランボル」といいます。
トルコのサフランボルという町の家からインスピレーションを得て完成させたものです。

今年は、作ったガクブチを自分の気に入った喫茶店の空間をお借りして展示・販売していこうと思っています。(売れるのかなあ・・・)
たぶん、秋以降になるでしょう。
それまでに、作らねば。

そうそう、アツモリまんが6話目『エスファハーン』アップしました。
アツモリ、暴走してます。

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