『原寸大・スケッチ』の5枚目は台湾。
ずっと、沖縄が続いてましたからねえ、やっと場所が国が変わりましたよ。
自分の旅は「行き当たりばったり」と「無意味な遠回り」と「変な寄り道」と「必要以上に長い滞在」と「モーレツな移動劇」によって成り立っている。
そんなことしてるから3ヶ月の予定が半年に、
半年の予定が1年弱へとなってしまうんだ、たぶん。
1週間の旅と比べれば、そりゃまあ、半年だ1年だの旅は長いわけで、長い旅をしてる人は「スゴイ」と錯覚されることがまれにある。
じゃあ、何がスゴイのかというと、実のところよくわからない。
「スゴイ」って勝手に思っちゃってる人が、必ず聞いてくる質問は決まってる。
「言葉って、どうしてるの?」
「どうしもしないよ、日本語でしゃべってるよ」
「え、どこでも日本語が通じるの?」
ハワイじゃあるめえし、そんなにどこでも日本語が通じるわけないじゃんか。
「なんとなく、通じるんだよ」
たぶん「スゴイ」って思ってる人は、自分の考えてることを確実に相手に伝えなければならないと強く感じてるのかもしれない。
でも、日本語同士でもそんなこと難しいっていうのに、外国語じゃねえ。
そうそう、自分は英語が全くダメだ。
おそろしいほどにしゃべれないし、聞き取ることもできない。
これでよく旅してるなって自分でも思う。
いつも適当に相槌入れたり、「ほう」とか「ふうん」とかいってる。
ホントに適当である。
せっぱ詰まってるときも適当なのに、なぜか全くトラブルもない。
スゲエ大変だ!やべえ!って事態のときもたぶんあったんだと思う。
でも、今こうして呑気にブログなんぞ書いてるってことは、やっぱ大丈夫だったんだろうなあって。
それより、更新したスケッチを見ると「2001年」って。
もう、そんなに経ってるのか。はやいもんだ。
旅から帰ったばかりの頃は
「次は?次はいつ行くの?次はどこ行くの?」
って、しきりに聞かれたもんだ。
最近は自分から旅の話しをする機会も減ったし、「次は?次は?」って聞いてくる人もほとんどいなくなった。
だけど、別に自分の中で旅が終わった気はしないし、寂しいっていうわけでもない。
別に現実逃避してるわけでもない。
ただ、なんだろうなあ、あるんだよね。
自分の中に常に「旅」っていうものが存在してるっていう確かなもの。
でも、言葉にしたとたん生気を失うというか、急に色あせて薄っぺらいものになってしまう。
だから、必死になって何か、モノを作り続けようとしてる気がする。
それが、今は「ガクブチ」として表しているわけで、作っていてもまだまだって何かにずっと押されている。
そう、いつだったか、何の話をしていたかもよく憶えていないけど
「私は旅人です」
って言いきったときがある。
自分、かっこええなあ~って思った。
でも、言う瞬間まちがえると単なるアホなんやけどね。
最後になりましたが、『原寸大・スケッチ』の5枚目は、こちらからどうぞ。