2007/10/20

伊香保温泉

33

伊香保温泉に行ってきた。
で、伊香保温泉には、牛がいるわけではない。
温泉から、2、3km離れた場所に、グリーン牧場というものがあるのだ。

ただたんに、牛ちゃんが好きなので大きく掲載しただけ。

かわいさでいったら、岩手の小岩井の牛ちゃん。
人の気配で集ってくる。
ダントツ、かわいい。

迫力でいったら、インドのヴァラナシの牛うし。
かつてない接近戦で無駄に興奮。
べつに、かわいくない。

ここの牛ちゃんも、かなりレベルが高い。
キチンと手入れされているのがわかる。
頭数が少ないので、みんな、いやにノビノビしてる。

この牧場のいいところは、牛舎に「見学室」というのが設けてあって、階段を昇って上から牛ちゃんたちを眺められるのだ。
同じ目線で見てても、牛ちゃんは充分に面白いのだが、上から眺める牛ちゃんの背中の大きなことよ。
意味不明な隙間に入って、停止してる牛ちゃんの不可解な行動等。
見てて飽きない。

牛ちゃんというのは、実に自然である。
だからこそ、魅力的なのだ。
一頭が、おしっこし始めたら、いきなり隣りにいた子も、おしっこ。
べつに、一緒にしなくたっていいじゃないかって思うのだ。
でも、一緒に出ちゃうのだ。

というか、温泉はどうしたのだ。

伊香保には初めて行ったのだが、これぞ温泉街という情緒に溢れておりました。
栄えているんだけど、「しなびた」感じ。
健康ランドや、スパ施設みたいな、クリーンで元気な感じがない。
それが、いいのだ。

伊香保は、大きな石段があって、そのまわりに宿が建ち、中心となっている。
でも、自分が泊まった宿は、その石段から離れた場所にある。
ひっそりとしていた。
部屋数、4つという、ホントに小さなお宿で、隅々にまで手入れが行き届いている。
素晴らしいお宿だ。

大きな宿と違って、露天風呂がいくつもあったり、大浴場ー!って物はないけど、泊り客が限られてるのもあって、お風呂は貸切なのだ。
入れ墨がはいっていようが、気兼ねなく、ぷかぷかできるのだ。

宿泊客が多くてワイワイしてる宿はどうだか知らんが、いままで、入れ墨がはいってることでクレームになったことはない。
それで、いいんだと思う。

健康ランドの入り口には、入れ墨お断り!の看板が掲げてあるけど、なんじゃこりゃあって思う。
べつに、いいに。って。

さて、温泉のそばには、竹久夢二の美術館があり、水沢うどんがあり、榛名湖があり(行ってないが)、てんこ盛りである。
で、牧場もある。

実に楽しめる。

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2006/11/21

旅の名残り

今回の廃人会は長野ではじまり、東京で幕をおろした。

『廃人会』というのは、旅で生まれた、旅から生まれた、旅の名残りというか、旅なくしては存在そのものすらない『会』なのである。

旅先で親しくなった人とは、もちろん日本に帰ってきてからも会ったりする。
しかし、互いに住む場所が離れていたりすると自然と会う機会は減っていく。

自分は留まっているのに、相手は旅にばっか出ているような人だったり、極端に価値観に開きが出てしまったりすると、こらまた会う機会は減る。

もうひとつ。
互いにメリットを感じなくなると、会わなくなる。

まあ、なんてこと言うの!
なんて、そんな声が上がるのかもしれないが、これは旅で知り合った云々抜きにしていえることじゃなかろうか。
義理で付き合う。
それほど、時間と体力の浪費はない。

自分が人から冷たいといわれる所以がそこにある。
ばっさばっさ、人を切っていくのだ。
その姿は、無情にもみえる。
でも、必要のないものを自分の身の回りにごたごた巻きつけてて、あげく身動きとれなーい。
そんなアホなことってあるだろか。

さて、廃人会のメンバーは以前にも書いたように3人なのだが、この3人、3人そろって同じ考えなのだ。
はたから見ると、とても「まろやか」な関係にはみえない。
和気あいあいしてるって光景は、まずない。
どっかの場面では1人が欠けてたり。まあ、それはすぐどっか行っちゃう自分なんだが。
無言で、ほうけてたり。
これは、はたから見ると気持ち悪くて素敵である。
2人が一生懸命話してるのに、1人ボケてたり。
これも、たいてい自分である。

それにしても、こう書いてても思うんだが、自分はどこのどんな場においても、1人でほうけてるな。
だいじょぶなのか?

はっはっはっ、大丈夫だよ。
(あんま大丈夫そうじゃないね)

でも、まあ、いくら自分がこんなであっても、2人は無関心であり、それが私にとっては良いのである。
旅をしてると、当たり前だが、別れるときが来る。
長い旅をしてればその別れの機会は頻繁で、そのたびに会った人に感情移入というか情をもっていたら、自分を支える自分の感情がどっかいってしまう。
自分を支えるためにも、過剰に感情は無駄に放出してはならぬのだ。

そんなで、我ら3人は、この場限りの3人だと誰もが思っていた。
まさか、日本でそんなにちょくちょく会うことはないだろうと思っていた。
だけど、気付けば会っている。
集合している。

これは自分にとっては奇跡に思えることなのだ。
自分の性格をよく知ってるし、相手の性格もわかってる。
だからこそ、奇跡なのだ。

旅先で欲しいのは、情じゃないのだ。
(それを求める人もいるからね、否定はしないよ)
情で話をしたり、つるんでたりする必要なんてない。

土壇場になったとき、手が出るか。
手が差し出されるか。
それは情から出たものでなく、本能的に出たものとして。

いまなお、つながりのある旅友に向けて、私はこの手を持っている。

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2006/10/02

東北行って来るだす

今晩の夜行列車に乗って、東北行ってきます。
夜行に乗るのは、2度目。
大学の頃、やはり東北に行くっていうんで、夜行に乗って出かけた。

自分、東北好きだねえ。
渋いねえ。

大学のときは、一人でボヤ~っとしながら岩手をメインにぐるぐる巡りしてたんだけどね。
ある、温泉宿で、ひとりで泊まってるからか

「ビジネスですか?」

なんて訊かれたねえ。
当時のほうが、老けてたのかねえ。
いい言葉にすると、大人びてた?
まあ、どっちだっていいや。

一人で部屋で、ぼんやりしてて、その姿が暗かったのかなんだかわからんが、朝、宿のおばちゃんが勝手にテレビつけてた。
時間がちょうど、ポンキッキーの時間で、チャンネルかえるのもなんだったんで、そのまま見てたねえ。

さて、今回は、また、そんなぼんやりになっちゃうんでしょうか。
どうでしょう。

青森の弘前でひらかれている、奈良美智さんの作品展に出かけるんです。
えっ!?わざわざ、弘前まで行くのっ!?
って思われるかもしれない。

でも、むしろ、弘前だからこそ、行ってみようって思ったのかもしれない。
弘前は彼の故郷だからだ。

東京でなら、なんかのついでに行けるし便利である。
逆に、いつでも行けるや。
そんなになってしまって、行かなかったかもしれない。

生まれ故郷でひらくということに、非常に魅力を感じるのだ。

自分も、『ガクブチ展』、いつか横浜でひらきたい。
そう思うもん。

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2006/07/14

旅人が答える100問

旅の友がやっていて、面白そうと思ったので、自分もやってみた。
そーいや、去年は「音楽好きへの質問」やったねえ。

1 お名前、性別、生年月日、血液型をどーぞ。

azuoo・どっちでもあって、どっちでもないような感じ・0131・たぶんB

2 あなたのお仕事はなんですか?

ガクブチ作りと本屋

3 出身地と現在住んでいる場所を教えて。

横浜・長野(ハマっ子は、基本的に神奈川とはいわない。なぜだろう。おそらく誇り)

4 もし海外で暮らしたことがあるなら、それはどこ?どのくらいの期間?

トルコで考えた。半年で断念。

5 年に何回くらい海外旅行をしていますか?

年に何度っていう、そんなハイ・ペースではない

6 暑い国と寒い国、どちらが得意?

寒い国

7 自分に、海外でも通用するもう1つの名前をつけるとしたら何にする?

トルコでは、トルコ名「アスマン」

8 外国人に自分のどんな部分をアピールしたい?

外国人からも「あなたは変わってますね」と言われるくらいだから、そんな変わったところを積極的に

9 今まで行ったことのある国と回数を教えて。

トルコ、3回
アイルランド・イギリス、2回
スイス・イタリア・ギリシャ・ドイツ・ポーランド・ベルギー・エストニア・ハンガリー・クロアチア・ユーゴスラビア・ボスニア・ヘルツェゴビナ・ブルガリア・イラン・パキスタン・インド・ネパール・タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス、1回

10 どんな旅のスタイルが得意?

ひとり旅

11 旅に出ると私は○○になります。○○をうめよ。(文字数無制限)

無口(ウソぽ)

12 今後行ってみたい国はどこ?

フィンランド・アイスランド

13 初めての海外旅行はいつ、どこだった?

20のとき、トルコへ

14 初めて海外に降り立ったときの感想を一言。

空港が暗くて、なんとなくゴミゴミした印象で

15 あなたがむしょーに旅立ちたくなるときってどんなとき?

よばれたとき

16 愛用のガイドブックは?

歩き方

17 よくお世話になる旅行会社は?

そのときどきにより、まちまち

18 お気に入りの航空会社は?

KLM

19 旅にどんな機種のカメラを持って行く?

あんま写真は撮らない。使い捨てを現地で買ったりしてる(そして高くつく)

20 今までに行った国の中で、あなたのベストはどこ?

トルコ

21 今までに行った国の中で、もう2度と行くことはないだろう、と思う国があれば教えて。

ベトナム
ベトナム雑貨だなんやで騒ぐほどじゃねえなって思った

22 死ぬまでに絶対行かなくては、と思う国を1つ教えて。

昔はアメリカに非常に興味があって絶対行く国No.1だったけど、今はどうだっていい

23 飛行機の中での過ごし方を教えて。

食って、寝る

24 飛行機でこれができたら嬉しいのにな~っていう、非現実的なことって何?

全力疾走

25 飛行機の中で、こんな人の隣には座りたくない、というのはどんな人?

この飛行機は飛ぶんでしょうか、とか根本的にされても困る質問をしてくる人

26 旅行中、なにをいちばん恐れてる?

姉の健康状態(インドのヴァラナシで姉の肉声を聞いたとき(ありえないのに)やばいと思った)

27 どーしても馴染めない外国の習慣って何?

もともと変わってるんで、たいていのもんに馴染んでる

28 海外の友達に日本からお土産を持っていくとしたら、何を持参する?

てぬぐい

29 旅先で、これは買ってよかった!と自慢したくなるようなものはある?それは何?

かなりハイ・レベルに作られたトルコの魔よけ(ナザール・ボンジュー)
1ドルの出来とは思えない

30 なんでこんなもの買ってきちゃったんだろう?という1品を紹介して。

粉々に砕けたトルコのウルケルのクッキー

31 本当は人に言いたくないんだけど・・・という旅の裏ワザがあれば教えて。

性別をごまかす

32 海外旅行は大好きなんだけど、これがちょっとイヤなんだよねーってことがあればどーぞ。

長期で出ると日本社会復帰に無駄に時間がかかる

33 旅にはどんなカバンで行きますか?

初期はスーツケース(巨大)
動けなくなることに気付き、最近はバックパックで

34 旅の計画を立てるとき、旅行中、パソコンをどのように活用させている?

旅に出ていた当時は、ほとんどパソコンでの情報収集はしてなかった
もっぱら、メールだけ

35 旅先で出会ったことがきっかけで、いまだに仲良くしている人は何人くらいいる?

13人  か?そんくらいか?

36 ホテルを選ぶときの基準、注意点は?

まずは何を言われようが、とりあえず部屋をみてみる(のは、わずかだったりする)
入って、これはいかんっていうのはすぐわかる

37 今まで泊まった宿の中で、最も思い出深い宿は?また、その理由も。

ハンガリーの湖のほとりの宿。
どんなに、ツインでって言ってるのに、これしかないからってダブル。
しぶしぶ、むさくるしいヤローと一緒に寝た(その人とは、とても仲良しです)
2泊も

38 旅行中、何を着て寝てる?

パジャマ
よく不思議がられ、相手に何故か緊張感を与えるもんだね、パジャマっていうのは

39 旅にはどのような薬を持参する?

正露丸

40 日本から食べ物を1品持って行くとしたら何?

持ってかない

41 旅に1冊の本(雑誌orマンガ)を持っていくとしたら何?

がんばれ!ワンワンちゃん

42 1回の旅の予算はどのくらい?

期間が全然違うので、平均値すらとれない

43 旅に必ず持っていきたい物ベスト3をあげよ。(必需品以外で)

双眼鏡(無駄に遠くまで見えたら楽しそう)
折りたたみ椅子(なんとなくどこにでも座ってみたい)
野宿しないけどテント(公園にはって、コラっとか言われてみる)

ちなみに全て持っていきません
ジャマになる

44 こんな人とだけは一緒に旅をしたくない、というのはどんな人?

今日はどこ行くの?一緒に行ってもいい?って聞いてくる人
「ダメ」っていう

45 旅仲間と旅先でケンカしたことがある?あると答えた人→それはどうして?

ケンカはない。
年上の人、みんな自分の前に座らせて説教した事はある

46 自分が憧れる、夢の“新婚旅行”を思う存分語ってちょーだい。

海外云々じゃなしに、国内、温泉でいい

47 人にぜひおすすめしたい、というオプショナルな旅があれば教えて。

カンボジアの遺跡めぐりは基本的には現地の人に連れて行ってもらうのだが、個人的にバイクを借りて行くのが自由かつ不便でよろしい。

48 “世界うるるん滞在記”に出演するとしたら、どこでどんなことにチャンレンジしたい?

アイルランドでギネスをひたすら呑みたい(勝手にアル中になってください)

49 今までで見た中で一番美しい風景は、どこのどんな風景?

雑踏と熱気と疲労と、もやもやの向こうに見えたヴァラナシのガンガー

50 旅行中に食べた、忘れられない食べ物と言えば?

ポーランド、クラコフで頂いた郷土料理

51 旅行中泣いたことがある?“ある”と答えた人→それはなぜ?

ない

52 旅行中、怪我や病気をしたことがあれば、その状況を教えて。

トルコで水にあたり食いもんにあたり、誰にも助けを求められない状況下で、ひとりでぐるぐるしてた

53 旅行中、怖い思いをしたことある?あれば紹介して。

落ちたら死ぬなってトコに普通に立ってて、後になって考えると、「危ないかも」って

54 旅でこんなドジしちゃった、ってことがあれば教えて。

予約済みの交通機関の日にち・時間の勘違い多々
数時間前に気付き、いつもモーレツに走ってた

55 海外でしちゃった悪いことがあれば、こっそり教えて。

平気で純粋な現地の人々を裏切ること多々
会う約束をしてたその日に、移動するわって、バスに乗ってたり

56 旅で出会った人の中で、印象的だった人物の話を1つ聞かせて。

身体が弱いんです。あ~、具合が悪い~って言いながら、過酷なツアーに参加してた人
気も弱いらしく、まだ旅は続くというのにスーパーの大袋いっぱいに干しアンズをもらってしまい、困ってた

57 外国人に、日本ってどんなところ?と尋ねられたら、どうやって説明する?

自分みたいな真面目な人がいる国だ

58 外国人に、日本のこんなところを見習って欲しい!って思うのはどんな部分?

いえいえ、どーぞー。
いやいや、あなたがー。
なんていう、うざい譲り合い
そんなこんな周りがしてるうちに我はとっとと行ってしまう

59 日本人としてはずかしいよ~っていう日本特有のあんなこと、こんなことを語って♪

群れ

60 旅先で手に入るもので、なにかコレクションしているものがあれば教えて。

基本的にコレクションってものはしない

61 あぁ~日本人でよかったなぁ、と思うのはどんなとき?

温泉娯楽

62 ズバリ、自分に足りないものって何?

身長

63 海外にいるときに、日本の何を恋しく思う?

日本じゃなくて、自分の部屋に置いてきた数々の音楽

64 もし海外に長期滞在をすることになって、真っ先に心配するのはどんなこと?

特にない

65 海外で大活躍するとしたら、どこでどんな風に活躍したい?

ハンガリーの騎馬民族の中で、ズバ抜けて疾走してたい(そのままどっか行っちゃって下さい)

66 外国人に食事をふるまうとしたら、何を作る?

目玉焼き
我が家ではこれがお客さんメニュー

67 外国人に日本の歌を1曲披露するとしたら、何を歌う?

ひょうたん島

68 外国人に、何か日本語を教えてと言われて、まず教える言葉はなに?

ありがとう(これは本気で真面目です)

69 自慢できる日本のもの(こと)ベスト3をあげよ。

温泉
料理
美人

70 過去に世界で起こった事件の中で、何が一番ショックだった?

9.11 NYテロ
そして、いまだに終わらない・解決の糸口の見えない数々の惨劇

71 旅先で有名人に出会ったことある?あると答えた人→それはどこで誰に?

ない

72 自転車の旅かヒッチハイクの旅、するならどっち?

ヒッチ。自転車乗れんけん

73 永住するとしたらどこの国がいい?

行ったことないけど、フィンランド

74 外国の人と恋愛に発展したことある?あると答えた人→どこの国の人?

好き好きしたりされたりはあるけど、恋『愛』とまではいかない

75 外国人のこんな部分が好き♪どこの国の人のどんな部分?

トルコ人のわかりやすさ

76 旅先でのアバンチュールってどう思う?

推進派

77 日本人以外の誰かと結婚(再婚)しなければいけないとしたら、どこの国の人がいい?

トルコ人

78 別の国で生まれ変わるとしたら、どこの国の住人になりたい?

フィンランド

79 イタリア料理、フランス料理、インド料理、中華料理、タイ料理……一生食べ続けなければいけないなら、何料理にする?

選択肢はこれだけか?
トルコ料理は一生平気

80 旅の道連れに一匹だけ動物を連れて行くとしたら、何を連れて行く?



81 旅をするときにいちばんこだわる部分は?(ex. 宿、食、観光、買い物…etc.)

こだわりなし。いきあたりばったり

82 究極の選択です。1都市1泊ずつの超ハードな世界一周旅行をするのと、2泊3日しかないけど、自分の好きな国に行けるのとではどちらを選ぶ?

んなもん、後者だよ

83 “ここが変だよ外国人”というお題で、好きなことを述べてください。

外国人の方々から「アナタは変わってる」と言われてる自分にとっちゃあ、みんな普通

84 1ヶ月あげます。金額は気にせず、自分なりの旅コースを作成してみなさい。

フィンランドに行かれればいい。
ムーミン・ツアー

85 あなたが外国人だとして、初めて日本に来たら、まず何に驚くでしょう?

いけふくろう

86 旅先でお世話になった外国人が自分の町へ遊びにきたら、どうやってもてなす?

温泉

87 自分の好きな有名人と旅行できるとしたら、誰とどんな旅をしてみたい?

松田優作と田中邦衛とジャングル・ツアー

88 旅先で一文無しに!どうやってお金を作ります?

性別をごまかして、かわいがってもらう

89 どこかの国の伝統文化を習うとしたら、何を習いたい?

アイリッシュ・ダンス

90 ある風景をスケッチしなければいけないとしたら、どこの国の何を描く?

スケッチは旅での日常
どこの何って感覚はない

91 もし海外で殺されることになるなら、どうやって殺されたい?

ガンガーに、ぽちゃんってされたい

92 もし、日本の位置を変えられるとしたら、どこへ移動させたい?

太平洋の真ん中
なんとなく

93 あと30分で飛行機が墜落!1通だけ手紙を書くとしたら、誰にどういう内容の手紙を書く?

姉へ
姉のぶんまで生きるつもりでいますが、厳しいかも。
でも、絶対生きてやる。
飛行機は、飛び続けます。
飛ばせます。

本当はもう一通、書きたい手紙はある
でも、それは現実になったときに根性で書く、二通

94 海外の映画をリメイクするとして、もしあなたが演じるなら、何の映画の誰の役をやりたい?

ピアノ・レッスンのエイダ

95 とんだハプニングに見舞われました。旅のネタとしておいしいのはどんなこと?

風呂場のドアが開かねえ。
ゆだりながら、全裸で、日本語で「おーい」と言う。
誰も気付かず。

96 自分の骨を散骨してもらうとしたら、どこがいい?

ネパールのマリーゴールドが咲き乱れてた庭

97 もう二度と旅へ行けないのと、どこかへ行ったきり一生帰って来れないのとでは、どちらを選ぶ?

前者
旅はもう、し続けなくても生きていかれる

98 あなたが90歳になって、最後にとっておきの旅をするとしたら、どこへ行く?

三途の川、生身で泳ぐぞツアー
そして、帰ってくる

99 ズバリ!あなたにとって旅とはなんですか?

自身

100 最後になにか一言どうぞ。

この前、間違えて「フラ・へヴン」っていう雑誌を売ってしまいました。
お客様、ごめんなさい。
By 本屋にて


こちらの質問は、「旅人が答える100問」から、いただいて参りました。

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2006/05/15

渋温泉で、ゆだる Part2

いよいよ、ゆだります。

いや、まだです。
もうちょっと、どうでもいい話です。

この渋温泉には9つの外湯(共同浴場)があり、その9つそれぞれに効用があり、全てに入ると九(苦)労を流し厄除けになるという。
9つですか、9はさすがに多いですよ。

宿にチェックインする前に、その外湯の外観を見てまわる。
思ってたより、こぢんまりした建物である。
写真で見ると大きかった。
観光写真め、だまされたぜ。

何番目の湯か表された木の看板と、左右に男湯・女湯とにわかれた扉がある。
中はどんな風になってるんだろ。
興味津々。
しかし、そこは、勝手に人がじゃんじゃん入らないように、鍵がかかっている。

が、ある何番目の湯に来たとき。
連れが、扉のノブに手をかけると

がちゃ。

って、ちょっと開いちゃうじゃないですか。
いいんですか、ちょっと。

「男湯は、開いちゃっていいのか」

いや、よくないでしょう。
閉めときましょう。

「でもさ、こんなふうに扉は2つあってわかれてるけどさ、服脱いで入ったら、つながってるんちゃう?あら、やだ、こんにちは、みたいな」

「だめだめ、そんなのだめ」

必死に否定する連れ。
あら~、ダメなんですか。残念。


さてさて、9つあるうち、どれに入るか。
女中さんからのお約束的な話にのっかる。

「六番湯は目洗いの湯なんですが、通称、美人の湯とも言うんです。美しい方はより美しく。是非、お入り下さい」

じゃあ、六番湯だな、さあ行くべ。
美人美人美人。
30分後に待ち合わせっていうことで、それぞれ中に入る。
中、つながってんのかなー。
ないですから。

先客で、おばちゃん2名。
源泉からそのまま湯を引いてきているので、とにかく湯が熱い。
女中さんから、水でうすめて入るんですが、次の方のことも考えて、あまりうすめないでくださいね。
っていわれたことが、あたまにあった。
あんまりね、でも、それにしたって熱いよ。
うすめるしかないだろ、これは。
先客のおばちゃん、水道の蛇口フルにあけている。
それ、正解!
じゃんじゃん、うすめてくれ。
入れねーよ、あちぃーよ。

とにかく、口から出る言葉は3人そろって

「熱い~~~~っ」

身体が痛い。
なんだ、これは。
震えながら入っていく。
ここまでくると、自分が何しにきたのか、もう、よくわからない。

とりあえず、社交辞令。

「どっから来たの~?」

1人のおばちゃんが訊いてくる。

「け、け、県内でひゅううぅぅ」

「ああ、そ・・・・あ~ついぃぃぃ~」

会話成立せず。
それどころじゃ、ねえんだよ。
あちいんだよ、こんちくしょーめ。
県内どころじゃないんですよ、ホントに。

その後も、ひたすら熱い。
び、美人?
こんな熱い湯につかってると美人?
頭が混乱してくる。
待ち合わせの時間まで、まだまだある。
洗い場であるとか、一休みする場であるとか、そういったアトラクションがここにはない。
ただ、湯につかるだけ。
それだけ。
じゃあ、つかってるか。

どんくらい、時間たったんだろう。
おばちゃんは、自分より先にあがっていった。
自分もあがればいいのに、何故か頑張る。
その意味がわからない。
高温による身体の痛みに加え、しびれが。
もう、これはやばいですよ。
勘弁してくださいよ。
あがりますよ、ワタクシは。
というか、とっととあがってください。

ふらふらしてると、向こうの湯から声が

「もう、あがるけど、そっちはー?」

「あがった」

浴衣着て、下駄はいて、ガコーン!
あ、あんよ、ひねった。
足首痛い。
ふらふらなもんで、下駄がわなわなする。
その、ふらふらなまま外に出ると、驚愕!ってな表情の連れの第一声

「どしたんですか!顔、ものすごく気持ち悪い色になってますよ!!」

「あつい」

「あんな湯に入ったー?!」

「入った、首までたぷたぷになって、いっぱいつかった」

汗は全くかいていない。
その熱が全部身体にこもっているのだ。
だから、暑い。
心臓がドクドクしてる。
相変わらず身体が震え続けてる。
さすがに連れも心配しはじめる。
その辺に座って休みましょうってことで、手近なベンチに腰をかける。

「宿戻って、水分とって横になって、それで・・・」

と、真剣に話してる連れの横で

「び、びぃー・・る
お、びーる呑めば治る」

単なる馬鹿に成り下がるオレ。
勝手に呑んでろ、ビールでも何でも。

さて、まあ、こんなで宿で横になって休みながら、何してんだ?って。
温泉行って、ゆったりしようぜ!
が、ぐったりじゃないですか。

ちなみに、夕飯におビールと冷酒をいただき、すっかり回復。
さすが、アルコリック・ボディー。
アルコール入れると治る。
ゆでタコになってた気持ち悪い顔色も落ち着き、呑む呑む、酒を呑む。

今回の温泉は完全ノック・アウトだったけど、根本的に温泉は最高の娯楽だと思っている。
ゆったりした時間。
思う存分、呑める酒。
たゆたう会話。
酒の抜け切らない頭と身体で床につく心地好さ。
最高だべさ。

はい、また、ちなみに、心地好く床についたはずなんですが、あの高温がたたって、ちっとも眠れないんですよ。
身体に熱がこもってる。
うおー、暑いがな。
布団をはぐ。
うおー、寒いがな。
その、繰り返し。
まったくもって、眠れない。

でも、温泉、最高。

さて、翌日、あの猛烈に流れまくる川は。
といいますと、相変わらず、ゴオゴオこりずに濁流でございました。
いつまで、ダクってんだよ。
あっぱれ、渋温泉。

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2006/05/13

渋温泉で、ゆだる Part1

3月に行く予定だった、渋温泉にリベンジをかける。
1度行きたいと思った所、1度欲しいと思ったものは、後になっても引き寄せる。

さて、渋温泉とは、長野の北にある温泉郷である。
数年前、旅先で知り合った友人が遊びに来た。
その友人は、たしか5年近く放浪してた。
のもあって、のんびり温泉にでも行きたいといって、オススメはないかと訊いてきた。

「わかんないよ」

「わかんないわけないだろ。長野には温泉いっぱいあるだろーよ」

んなこといわれたって、長野出身でもないし、温泉通でもない。
わかるわけないだろ。
結局、友人は自力で「渋温泉」なるところをセレクトし、出かけていった。

「渋くてサイコーだったぜ、渋温泉。たまたま、ホモのおっちゃんと一緒になってね。触られまくって、さすがにヤバイって思ったよ」

私はその言葉をずっと忘れなかった。
よし、おいらも行こう、渋温泉。
レッツ・トライ!(って、何にトライする気なんだよ)

薄曇り、明るい曇りの温泉日和。
炎天下の中、温泉に向かうのは、どうも風情にかける。
どんよりしたなかで、しっとりと。

んゴオオオオオーーーーっっ

って、なんだよ、この音は。
渋温泉の脇に川が流れているのだが、その川の規模とは比較にならないほどの大量の水が押し寄せている。
川なのか?
滝もどき。
濁流がひたすらゴオゴオ飛沫を上げていて、あたりの静けさから明らかに浮いており異彩を放っている。
マイナス・イオンじゃなくて、土しぶきだよ、これじゃあ。

さてさて、この川が今日の主役じゃないでしょうに。
なんていいながら、この川の話題は常に出てきていたんだが。

渋温泉では、『金具屋』というお宿が歴史があり大変有名ではあるんだが、高い。
その建築も荘厳であり、圧巻である。
もちろん、泊まりはしないが見には行く。
でかでかとした入り口の奥の方の暗闇の中に常に人が待機していて、コワイ。
これ、感想。

我々のお宿は、その『金具屋』のそばの『ひしや寅蔵』ってトコ。
まず、その名のワケのわからなさに惹かれた。
少ない情報からでも、私のセレクトする宿は渋くて、なかなかおいしいところである。
宿選びには自信がある。

この宿の女性客目当ての、おいしいところはカラフルな浴衣を選べる点にある。
でも、自分も連れも浴衣にとりたてて興味を示さない。
部屋に置いてある青白ので十分である。
ただ、サイズにはうるさい。
女中さんも浴衣をひろげて、せっせと付き合ってくださった。

私は大きく見えたらしく、Mを出されたが、結局はSで。
連れも、毎度の事ながら大きく見えるらしく、特大で。
普通のLでいいんじゃないか、とか何とかいってたけど、結局特大で。

女中さんがその場を離れてから、さっそく袖をとおしてみる連れ。

「あ、ちょうどいいや、これ」

って、アナタ、それワタシの浴衣じゃないですか。
足、モロに出てますよ。
どこがちょうどいいんですか。

連れは、たまに素でそういう行動をする。
笑いをとるとかそんなじゃなくて、本人はごく真面目にである。
だから、見てるほうとしては可笑しい。

って、早く温泉入れよ。
浴衣なんて、どうだっていいから。

なーんて、今日はここまでー。
長くなりそうだからね。

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2006/04/30

廃人会・春の部

ひとつの会がある。
それを「廃人会」という。

とりたてて何かするための会ではない。
また、何かするために集まるわけでもない。
会員が増えることは、まず、ない。
募集もしていない。
会費もない。
会報もない。
規約もない。

とにかく、ないない尽くしの会である。

発足は5年前。
場所は、トルコ・イスタンブールのコンヤ・ペンションにて。
安宿の中庭にて、である。
自然発生的に生まれた。
ひとつになる強いスローガンもなく、なんとなく成り行きで。

こう思う。
個性の強いもの同士の集まりは、ゆるい集団にならざるを得ないな、と。
廃人会は3人で構成されているが、誰ひとり聞き役であるとか、他に譲る姿勢をとる人間がいない。
みんな、それぞれに考えが違って、それぞれに発言する。
行動だって強行突破。
なもんで、集ったときは、その持てる強さというか(単なる我がままかにゃ)己を出すと衝突するってことが言わずともわかっている。
だから、集まると自然とゆるくなる。
逆に、個のときは、お互いに見ていないが、おそらくものすごい「己」なんだと思う。

さて、そんな廃人会にもそれなりにマメな人間がいて、「4月に集ろうって言ってたよね」ってことで、キチンと話を持ち出して4月の終わりに大阪に集結する運びとなった。
もちろん、このマメな人間というのは、私ではない。

住んでる場所がそれぞれ違うので、パッと決めてパッと会うことは難しい。
1人が、大阪に住んでいるので、今回は大阪になった。
ただ、それだけ。
なもんで、大阪といっても、行きたいところが特別にあるわけではない。
そんなことは確認しなくとも、3人全員同じ考えであるのはわかっていた。

「アズヲさんは、どこ行きたいの?」

「布屋とタワレコ」

「・・・・・・・」

「布、買いたい」

「そんなの、東京でだって買えるんじゃない」

「せっかく来たから、買えるときに買っときたい」

「あ、そう」

ってことで布屋開店までの時間を、車から降りないで楽しむ大阪観光にあてた。
通天閣も大阪城も、ああ見えたねえってことで、誰ひとり降りようとしない。
まさに廃人。
ゆるさ炸裂。

買い物が終わってからも、昼になっても、夜になっても、場所が変わっても相変わらず、何するわけでなく、ただ3人でダラダラする。
何かしたくて3人で集ってるわけじゃない。
でも、もうちょっと何かあるでしょう。
いや、ないんです。

旅の仲間っていうのは、たいていその場で終わることが多い。
とても仲良くなっても、複数であればあるほど、その中にちゃんとしたマメな人間がいないと自然と消滅してしまう。
また、日本での住む場所が違うと、これも自然と会うことは遠のいてしまう。

そう考えると、まず、3人というのはちょうどいい人数であると思う。
誰かひとりが都合つければ、まあいけるでしょうって。
これが多人数になると、あわねえあわねえ、予定が。

あと、当時、べつに仲が良かったわけじゃない。
だから、会ったところで、「あのときは、あんなでねえ~」なんて旅の思い出話にひたることもなくて、ひたすら、今の現実の話。
旅の思い出話が悪いっていうんではない。
でも、思い出は時に風化し美化され、そのリピート加減に、もういいだろってなることがある。
旅は旅である。
現実に半身突っ込んで生き始めると、旅のサンクチュアリだけでは生きていられないのだ。

そう考えると、廃人会のメンバーはちょうどいい。
現実に生きているのだ。
ガクブチの話もいっぱい出た。
私自身もちろん真剣だが、彼らもとても真剣に考えてくれる。
そして意見もくれる。
ガクブチは私の将来である。未来である。
そして、まぎれもなく「今」である。
ガクブチを作り続けている限り、廃人会は続くような気がする。

こうして、廃人会・春の部は無事に幕を下ろし、私はまた、ここでガクブチを作る。

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2005/10/24

変わること・変わらないこと

自分では変わってないと思っても、結局それは他人の判断するもの。

4年ぶりに再会した旅友。
2年ぶりに再会した旅友。
そして、3人そろうのは、4年ぶり。

久しぶりに再会した旅友、自分を含め、お互いに変わってないなあと思った。

私たちは大人である。
初めて会ったときだって大人だった。

でも、行動は小学校の修学旅行のノリ。

好き勝手に布団敷いちゃって、自分の場所ないじゃん!

寝巻きが浴衣じゃなくて、変!なにそれ!

夜中だっていうのにスナック菓子バリバリ食いまくってたり

まだ、寝てねえぞっていうのに、電気消しちゃって真っ暗やん!

早朝、ダラダラな寝姿お互い写真とりまくったり

なんてアホなんだろう。
アホなんです。
アホでいられるんです。

君たちが男で、自分が女で、なんてそんな次元のこと、どうだってよくなるこの集団。
こんな集団いままでなかったし、これからもないと思う。
おそらく、旅の一番キツイときを一緒に過ごして、ひたすら進み続けていた仲だから、友達とは呼べない友達になってるのは確か。
変な家族、そんなだ。

人との付き合いは様々。
ドラマや雑誌で見るありきたりな付き合いもあるけど、なんじゃあれ。
自分は暴走してるのかもしれない、人を傷つけてるのかもしれない。
でも、どうしても、なんじゃあれの「あれ」と同じようにはならない。
他人の意見が、どうこうではない。
自分の中の自分が許さない。

朝、彼らにいわれた。

「唯一変わったことといったら、女史が化粧してることか」

そうだ、旅中は化粧してなかったね。
そして、女史、そう呼ばれてたし、今もそう呼んでる。

変わらないね。

私は変わらないよ。

11

おれたちはずっと、廃人。

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2005/07/04

旅と空港

book11旅においての自分の最高地点は「空港=飛行機=空の上」なのかもしれない。
旅にはいろんな自分の身を焦がす要素があって、それは人との出会いだったり、毎朝、耳にする音楽だったり、苦労をともにした旅人との別れだったりするのだが、それらとは全く別次元で自分をおそうものが「空港」であり「飛行機」のような気がする。

ゆるゆると加速スタート地点まで進んでいく時間の流れは、これからの旅に対する期待感で胸は一杯になっていたりする。
次の瞬間、カクンという静寂のあと、轟音と衝撃の中で飛行機は上空へ向かうため滑走路をすべるように加速していく。
飛行機の中で、窓からじっと外を眺めてる自分。

ああ、滑走路の白線が下にある。
強い衝撃を身体に感じながら上空に達した瞬間、高揚感とは違うところで寂寥感がある。

切り離された瞬間であるのかもしれない。

自分は自分で変わりはないのだけど、自分を知ってる人々から、自分を取り巻いていた生活の輪の中から隔絶された瞬間。
これは旅中に感じる寂寥感ともまた違う。

旅での感覚は日常のラインと同一線上に近いところにあるのだが、「空港=飛行機=上空」で感じる何もかもは、何とも比較が出来ない。

上空にいるとき、おそらく、自分の無力さが心地よいのかもしれない。
地上にいるときは、自分の力を持ち、相手と関わり、自分は生きてるんだと実感する。
でも、それは錯覚なのかもしれない。
生きていること自体が当たり前に思えてしまって、何が生きてることなのか見えなくなっているのかもしれない。

逆に、上空で、自分は無力だ。
そんな無力である時間と空間を与えられることに恍惚となっている。

切り離されても生きている。

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2005/05/23

旅を考える

ind
ホームページの掲示板に書き込んでくださった、「ナカムラさん」、今はこちらブログにてたくさん発言をしてくれます。
『やっと台湾』の記事には、続く、続くよナカムラさんとワタクシの思う「旅とは」のやりとり。
そんなやりとりの中で、自分にとっての旅ってなんだろうってことを、改めて感じさせてもらっておりまして、なんかありがたいんです。

昔は、旅のきっかけというか、何で自分は旅をするんだろう、みたいなことを見えない答えの中でぐるぐる迷走してたこともあったような。
最近は、そんな迷走はどちらかというと影をひそめ、自分のやることを探す方向にむかっているような気がします。
というのも、旅のきっかけは、もう見えましたからねえ。
「音楽」です。
このブログでも音楽のことはよく書くのですが、自分にとって音楽は「みなもと」です。
初めて、『エニグマ』の音楽を聴いて、みえたんですね、景色が。
その景色がトルコで、そこから旅が始まりました。
迷走の始まりでもありました。

永い永い迷走を経て、今もたぶん完全に抜け出せてはいないんだろうけど、
音楽-旅-モノ作り
の三大巨柱で、今は確実に動き出しているなという気はします。
その表現媒体が「ガクブチ」だということに、周囲は疑問の色を投げかけるのですが、自分の中ではおそろしいほどにスッキリ整理がついているんです。
ただ、言葉にするとなんか嘘臭くてね。
だけど、別にガクブチの裏にひそむワタクシの真実なんて、そんなアホみたいなことはどうだっていいと思ってるんです。
「わかちあう」こと、それでいいと思ってるんです。
旅でみた美しい景色、思い出、それらはたくさんの人と空気と時間と、たくさんの想いとのわかちあいで自分の心に残ったものです。
そんな、たくさんの何かに引っ張られてモノを作ってるに過ぎないし、それがすべてだと思っています。

写真は、インドのヴァラナシです。
ここでも、たくさんの何かと自分とが呼応しあってましたね。


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2004/12/16

「バーディ」という映画

旅中、ネパールでたまたまバスで乗り合わせた人と、夕飯をともにしたときのこと。
話しの話題が映画になった。
「いちばん、好きな映画なに?」って聞かれたので迷うことなく、考える間もなく
「バーディ」、とこたえた。
その人は「ふ~ん、あれね」といった。

一瞬で、わかった。
あ、この人、知らないんだろうな。
なのに、なんで知ってるふりするんだろ。
気に食わなかった。

今まで生きてきて、「バーディ」を知ってる人、まして「いい」という人になんて会ったためしがない。

話しは元に戻るけど、向こうから質問してきたくせに、まるで何も聞かなかったかのように次の話題にするなんて。
そんな人が、知ってるとは思えない。

「バーディ」は、ふ~ん、あれねっていえるような映画じゃないんだ。

旅をしてると、いろんな人と会う。
トルコの、ある宿にて。
しばらく一緒に滞在してた人との、ある晩の会話の中に、「ホテル・ニューハンプシャー」という映画の名が。
「知ってんの?」
「知ってるよ、みたことあるもん」
この人の「知ってる」は、一瞬でウソじゃないっていうことが、わかった。

そして、この人に恋をした。

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2004/11/29

「一人旅」を考える

e.jpg
昨日、レジの後ろで放置されていた入荷した雑誌の「付録がけ」をしていた。
雑誌についてくる付録は本屋でつけなければならないので、ハッキリいって苦労である。
さて、そんな付録をつけていた雑誌は1~3歳対象の「ベビーブック」で、その付録のアンパンマンが実にすましている。(上に描いたへぼいアンパンマン参照。こんな感じ。メットかぶって、すましてんねん)

おっと、こんなことどうだっていいんだった。
さて、本題なんですが、自分のHP一応「一人旅」をテーマにして(ヤフーとかでは、そーやって紹介して頂いている)作ってるんです。
なもんで、たぶんそういう情報が欲しくて来て下さっている方も(たぶん少ないかと)いるのではないかと思っています。
でも、そのわりに「一人旅」のことってあんま書いてないんですよ。
違うこと、違うコーナーがもりもり力つけてて。困ったもんです。

そこで、皆様から情報を頂ければありがたく、この記事を書きました。
まず、自分自身、旅は基本的に一人なんですが、苦労やトラブルってのに面白いほど避けられてるんですよ。(そーいうことが書きたいのに、自分の記事はみんな「だいじょうぶ」になってしまう。だって、だいじょうぶなんですもの、ウソ書けないよー)
人様は、どんなことで「大変だ~」って思ったり、一人旅の苦労を乗り越えてるんでしょ。

●今まで「一人旅」で苦労したこと・困ったこと
●「一人旅」の醍醐味
●旅をされない人(してる人もOK)から見る「一人旅」の印象
●「女性の一人旅」に対する印象・疑問。「こんなとき、女の人ってどーしてるの?」っていう素朴なもので構いません。
●これから「一人旅」をしてみようと考えてる人の、「一人旅」とは。

他にも、思い当たることがありましたら書いて頂けるとありがたいです。

この、ブログのページだけでなく、HPの掲示板のほうでも(そちらのほうが気軽に書けるかもしれない)受け付けております。

何卒よろしくお願いします。

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