解体作業

えらいことになってます。
玄関・台所・勝手口だった所の床と壁をはがし、土間空間にするべく解体。
おじいちゃんが化粧板として貼っていためれめれの薄いベニヤ板をはがすと、煤でいぶされた渋黒茶色の板が出てくる。
かつては、こんな色だったのね。
しみぢみ。
このおうち、建て増し、改造は繰り返されているけれど、どうやら築70年は経っているんじゃないか、とのこと。
がんばってるねえ。
今回、手をいれ、さらにがんばっていただきます。
いままで、テレビや本で解体は見ていたけど、実際にやると見るでは大違い。
尋常じゃない埃と、腐って崩れる廃材に辟易。
途中、上から剥ぎ落とした板が消火器に激突。
「煙りあがってる!煙りあがってる!」
ひゃー、何事よ。
給湯のパイプが破裂したのかと思って、あわてる。
「いや、違う。消火器」
ぶち当てた先輩本人が答えるも、
「タクラ、危ねーぞ!消火器破裂するぞ」
先輩タクラさんの友人、大工のワイマツさんが叫ぶ。
ひゃー、破裂破裂。
「とりあえず、外出るぞ!」
もー、なんなのよ。
解体じゃないんかい。
こわいじゃないの。
一同、外出て見守る。
もくもくもく。
いっぱい粉出てきますねえ。
「・・・・」
あれ?シーンとしちゃった。
どしちゃったんだろ。
近寄る二人。
「あぶないあぶない。破裂する破裂する」
騒ぐ、アズヲ。
「なーんだ。もともとピンが抜けてたみたい」
古い消火器だと底が抜けてまさに破裂!
だけど、この消火器は古くもなく、ただ、おじいちゃんがなぜかピンを抜いてしまったようで。
んもー、おじいちゃーん!
びびるやないかー。
ま、そんなこともありましたが、無事解体作業も終わり、明日はここにコンクリートを流します。
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