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2008/09/28

たまに読みたくなる本

忘れかけた頃に、ほ、と読み返したくなる本がある。

忘れてなくても、何度か読みたくなる本がある。

最近そんなで読み返したのが、ヘッセの「デミアン」。
中学の頃に読んだきり。
で、憶えてない。

で、読み返して、こんなん中学の時に読んでて理解してたんか?って。
たぶん理解できてなかったと思う。


さっき皿洗いをしてたら、ふと、こんなセリフがよぎった。

「かかってこい、グモルク」

そう、これは映画ネバー・エンディング・ストーリーのアトレイユのセリフ。(なつかしー)

で、こらまたかなり久々に「はてしない物語」が読みたくなった。

1作目の映画のアトレイユは、凛とした女性のような佇まいをした美しい少年。
ホント、美しかった。


常に手元に置いておきたいほど、気に入ったのが、またまたヘッセです。
「知と愛」。

読んでそんなに時間は経ってないのに、内容もきちんと憶えてるのに、でも、読みたい。
非常に自分の深いところから揺さ振られた、自分と、ある人に重なる部分の多々ある作品。


いま読んでいるのは、「停電の夜に」。
ラストがさらりと流れるようなのに、ぐっととどまって、哀しい。
で、美しい。

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2008/09/10

ろくろとの闘い

噂には聞いていたが、ろくろというものがここまで強烈とは想像もしていなかった。

ろくろ?いいなー、やってみたい。

それは陶芸の世界。

ろくろには、木工の世界もある。
これが強烈なんだって。

大袈裟かもしらんが、命がけ。
ちょっと気い緩めようもんなら、刃物飛んできよん。
(ホントだって。自分だって飛ばしたもん)

ろくろ、そう、ぐるぐる同心円じょうに刃のあとのついてるお盆。
あれです。

伝統工芸展かなにかで、実演されているのを見たことある人もいるかもしれない。

まわってる木に刃物あてて切るんでしょ。
簡単そうじゃん。

確かに職人さんがやっているのをはたから見てるぶんには楽しそうだし、簡単に見えるかもしれない。

ふざけんじゃないよー!
簡単なんていったらなあ、承知しねえぞ。

つくづく感じる。
これはなまじっか、学生なんかがやるもんじゃねえ。
プロの世界っすよ。
職人魂炸裂の世界なんすよ。

まず、その在り方が実に原始的であるというかなんというか。
え、そんな程度でいいの!?
みたいな。

1.5センチぐらい、ぴこって突き出た4つの歯に木をガンって打ち付けて、それを、ウオンウオン高速で回転させてびびりながら刃を近付けて切るわけなんだけど、こんなじゃ外れちゃうじゃない?

ええ。
普通にガンゴン外れますよ。

ボコッ!
ごろごろごろごろ。←木が床を転がっている

ガンッ!←刃物が木に食い込んでいる

ズドォン!←保持がきかなくて刃物を持った手が、ブオーンってもってかれる

ガガガガ。←刃物が木に食い込んでて、それでも果敢に挑戦している

これを10人の人間がいっせいにやってるわけです。
まず、音がすごい。
ボカドカ、ガガガガ。

人の出してる音にもびびるけど(その音でなにが起きてるか大体わかる)、自分で起こしてる事態にも相当びびる。

こんなろくろが、1ヵ月続く。
製品になるかどうか、それ以前の問題に、我々の命が続いているかどうか。

微妙なラインだ。
ギリギリっす。

発狂か欝か。
どっちもやだな。

じゃあ、闘うしかないのか?

闘える相手じゃないよ。(正解)

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