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2008/08/30

松本の魅力

東京において独特な憧れをもって語られる街が吉祥寺であるとすると、長野でそれに匹敵する街といったらどこだろう。
自分は松本だと思う。

今日も松本に来ている。
雨の松本はしっとりと風情がある。

長野県というのは交通、特に列車の便が悪く、佐久から松本というのは地図上では近いのに、列車だと実に遠い。
なもんで、木曽にいる今が行きどきだと思って、頻繁ではないが好んで行く。

松本はコンパクトな街だ。
とりたてて「これを見ろ」なものはないし(いや、あるか。松本城とか)、特別な何かがあるわけではない。

でも、だからこそ、それが心地好いのかもしれない。

観光地ではあるけど、観光地びいきなアプローチはあまり感じられないし、普通にぷらぷらして、ぼーっとできる。

小さなギャラリーがあって、ワケのわからん店があって、本屋寄って、CD屋寄って。
おいしいものがいただける気のきいたレストランや、渋い喫茶店があって。

街っていうのはこれだけ揃ってれば、ホントに魅力的だなあと自分は思うのだ。

今の学校に来る直前は、松本近郊に住みたいなあという願望があったが、現実としてはどうやら違う地になりそう。

でも、まあそれはそれとして、末永く松本という街を愉しみながらいきていけばいいかなあ、と。

あと、松本とは別に圧倒的な景色の存在で自分の心を動かしたところがある。

そこはそこでひじょうに魅力的なのである。

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2008/08/24

問答

夏休みが終わり、ようやく動きだしたかな。
そんな感じ。

学校ではいまだに額縁は作らないけど、まあ、それはそれで仕方ない。

自分で作ればいいのか?
作らずとも構想を練ったりしとればいいのか?

いやいや、いいのだ。
いまは、いまできることをやれば。
むしろ、それが貴重である。

自分はあまり構想を練らない。
どんなガクブチを作りたいか。
おぼろげな形はある。
でも、それを図におこし、まめに書き留めることはあまりない。

ギリギリの局面になって、ようやく書いてみる。

だけんど、紙を前にするより、現物である木なり材料を手にし眺めてるほうが、「こうしたい」という形は自然と出てくる。

そんなで、いまはいまの流れに身を任せている感じである。

バタバタしたとこで、どうにもならないし、かといってもんもんと考えていても、一人よがりだわ、そりゃ。

ガクブチを含め、こうしたい、こうありたい、というビジョンはある。
それは、ひとつひとつ、積み木を重ねていくようなものだ。

でも、それらは自分ひとりではできない部分もある。
「人」や「時機」なんていう、自分ではどうにもならんもののなかで、あらがわずに呑み込まれつつ。
けど、流れのなかにいるのは、自分と。

ゆっくりでいいかな、なんて思うようになった。
数ヵ月前の自分とくらべると、かわった。

慌てて云々、じゃなくてね。
結局は、ガクブチが作りたいんだもん。
それをどう作っていくかっていう話し。

ガクブチが好き!好き!大好き!
というでしょう。
じゃあ、そんなに、そこまでガクブチが好きな人間が作るガクブチっていうのは、いったいどんなもんなんだい。
まず、それを作ってみたい。

いままでの自分に対する、いや、だけじゃない。
周りの人々のいだく疑問に対する答えのひとつとして。

額縁に魅了された人間は、こんなガクブチを作るんです。って。

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2008/08/16

夏の考え

夏休みが始まる前に、

「この休みを有効に使って就職活動を」

といわれて、夏休みが始まり、気づけばもう終わりじゃないか。

あっという間だ、ホントに。

さて、自分にとっての就職活動。
それは、これからどうするか。
真剣に考える時期であった。

確かに勢いというか、ヤル気は大切である。
慎重になりすぎたら、たぶんその場で足踏みしてて前に進まんだろう。

でも、足場が見えてないというか、不安定すぎるのに、走り始めたら。
これはこれで危険じゃろ。

ということに、今回いろいろと話し考えた結果ようやくみえてきた。
一人で考えてたら、たぶん、暴走のままだったでしょう。

まあ、暴走もいいんですがね。
だけど、自分ひとりだけでどうこうなる・するもんではないことに、ようやく気づいたんですね。
まわりがいて、そして、自分がいて。

だからこそ、もうちょっとの説得力というか、ビジョンが見えてないとなって。

慌てすぎ。
慌てたって、見えてこないって。

でも、ボケーっとしてたって、始まらないし。

とにかく、いまは「今」できることをコツコツとやっておこうって思う。
小さなことでいいんで。
派手にどばどば動く前に。

そしたら、次に踏み出す一歩が見えてくるんじゃないかなって。
気がする。

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2008/08/09

準備開始

夏休み、ただぷらぷら帰って来たわけじゃございません。
今後の準備をしないと。

ガクブチを作りたい。
卒業したら、就職しないで自営に。

言うのは、たやすい。

でも、現実問題、場所はあるのか?道具はあるのか?当面の生活費はどうするのか?

普通に仕事して生活するより、考え・手配・準備しなければならないことは山とある。

で、山だからって、アホみたいに眺めてるわけにもいかないので、ちょっとでも崩していかなければならない。

そんな「山」の一部を今日、見に行った。


長野は田舎だ。
といっても、どこででも好きに大騒音と木屑を撒き散らして作業していいってもんでもない。
(まあ、都会よりはそういった場所はラクに探せるけど)

それに、田舎といえど、住宅密集地や、都会に較べれば俄然家賃も安く、部屋数の多い賃貸アパートで、それらの作業ができるかといったら、不可能なのである。

然るべき場を探さねばならない。


そんなときに、思い出したのである。

「そーいや、つぶれてしまった建具屋さんがあるってなあ」

1年前、まだ学校の試験すら受けてない、無事通えるようになるのかすらわからん状態のときに、知人からこんな話しを頂いていたのだ。

1年もたってしまったし、はて、どうだろう。

「あー、ダイジョブダイジョブ、小さい道具持っていかれて無いけど、場と大きな機械は残ってるから」

早速行ってみる。

機械は古く(古くていいんです、昭和がいいんです)、
メンテが行き届いているわけではなく、
なんじゃこりゃな機械もあったけど、
お馴染みの手押しカンナや自動カンナ、角ノミ(ガクブチには使うのか?ホントはボール盤がいい)、ビミョーだけどこれ昇降盤(?)と揃っており、作業スペースも充分すぎるほど充分で、ふるえるほどありがたかった。

ただ、夏でも程よく涼しいってことは、冬は極寒でしょう。
凍死覚悟でやるしかないでしょう。

知人いわく、

「とりあえず借りてみて、やってみて、それでどうするかっていうか、やってみないとねえ。わからんでしょう」

確かに。

家から通うには、車で30分弱と、決して近いわけではない。
しかし、これだけの空間を今の家に再現することは不可能だ。

ここでやるか、あるいはまた一から探すか、そのどちらか。

自分の性格からすれば、もちらん前者。
賭けで崖である。

周りから、無理だ無茶だわがままだ勝手だと、貴重なアドバイスを頂いているからこそ、「自分」でやってみようと思う。
(ダメだったら、たぶん凍死だねえ)

学校に戻ったら、また、もっと相談してみよう。
一人でもんもんと考えてたって、先には進まない。

でも、進ませるのは他の誰でなし、自分。
自分で進まなきゃ、ダメなんだ。

なんとかなる、じゃなくて

なんとかする。

なんとかすればいい。

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2008/08/06

DEATHなパソコン

学校にはパソコンを持っていっていないので、うちに帰ってくると、もっぱらパソコンで検索。

今朝も、さて、パソコンを、と。

ぽち。

・・・・しーん

あれ?あれれれ、ま。
しーん、じゃないでしょう。

これこれ、動きなさいよ。

ぽちぽちぽちぽちぽち。←ぽち連打

・・・・・・・・・・。

電源入らんねえ。
困ったねえ。
ぽちぽちしすぎたかねえ。

確かにぽちぽち多すぎ。
配線とか、諸々確認もしないで暴走したか。
しすぎ。

散々、ぽちしまくった挙句、遅まきながら説明書を探しにかかる。(遅いって)
滅多に説明書なんて見ないから、見つからないのよ、なかなか。

なになに、どれ。
「困ったときは」、のページね。
はい、そう。
「電源が入らない」、そうこれこれ。

「配線です」

はい、配線ね。
見ましたー!

問題ないっス!

ぽちっ!!


・・・・・・しーん

「・・・・・・・・・」

入らんじゃないの。
他に説明ないんかい。

ありました。
「バッテリーです」

いや、バッテリー使ってないから。

これで説明おしまいかい。
動いとらんぞ。
どないせえっちゅう。

ここまできて、ようやく事態のでかさに、おろつく。(遅いって)
しばし、部屋をうろつく。
うろついたトコで、問題は解決しないので、考えてみる。

んー、確かに、2日前は電源入ったし、使えてた。
ちょびちょび、変な状態になってたならまだしも、いきなりはおかしいでしょ。
でも、寿命かねえ。
6年使ってるからねえ。

考える考える。

チカチカチカ・・・・

んん?なんかいつも聞きなれない音がどこぞやら。
どこよどこよ。

パソコンか?

ちがうねえ。

部屋全体?
それだったら、怖いねえ。

でも、どうもパソコン周辺が怪しいのよ。
コンセントを外すと、音しない。

コンセントを入れただけでも、音はしない。

コンセントをさして、ぽちっと電源をいれようとすると、

チカチカチカ・・・・

おっ!
こいつか?
アダプター。

耳を当ててみる。

おおおおー、チカチカいってるー。

だけんど、チカチカいってるというのは、アダプターの故障なのか?
それとも、根本的にパソコンいかれちゃったのか?

んー、チカチカの正体はわかったけど、それがどうしたのよ。
な結果になってしまった。

ということで、電気屋に持っていく。

「あー、これ、アダプターっすねー」

「あ、そ」

悩んで悩んで、損したわ。

でも、小さなパソコンに、ぎょうさん画像系ソフト入れて、メモリ足りないわフリーズするわで苦労して使ってるからねえ。
そろそろ、やばいかもしらんなあ。

バックアップなんて、全然してないや。
ダメだ、こりゃ。

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2008/08/03

うすい実家

べつに実家がぺらぺらというわけではない。

自分の「実家」という感覚が、うすいということ。

夏休みに入り、みんな早々に寮を出て行くなかで、自分も「さて、帰るか」

1週間ぐらい前から

「いつ、実家帰るの?」

そんなふうに訊かれると、なにか違和感。
そう、自分には「実家」という感覚がないのだ。

ここで生まれ育ち、ここに戻ると思い出がいっぱいつまってて・・・

なんちゅう場所が、限定して、ないのだ。

生まれ育った横浜は、18のときに離れ、それきり戻ってないし。
長野に来るまではずっと社宅住まいだったので、いま、戻ったところで「実家」ではない。
誰か知らない人が住んでいる。

18以降は、東京の社宅をめまぐるしく転々とした。
まず、三軒茶屋、次、目黒、そして、浜松町。
落ち着く「拠点」と感じる前に引越し。

東京にいる間に、旅に出ていたのもあり、自分は「あちこちにいた」そんな記憶。

で、こんなののすえに、長野に来たんだが、いつまでたっても

「いつこっち来たん?」

って。
おいおい、もう6年だよ。

「長野の人って感じじゃないんだよねー」

とも。
じゃあ、どこの人なんじゃい。

と訊き返したいところだが、当の本人も、このへんは曖昧なのだ。
地に根が生えないというか、腰を落ち着けないというか。
どこでもいい、どこでも平気。
旅の頃もそうだが、とにかく順応性には長けている性格もあって、ホントに「どこでも」いいのだ。

逆に、どこにも根付かない、根付けない。
のかもしれない。

そんなで、リアルに感じれない「実家」というものに、帰ってきたわけだけど、どうもしっくりこない。
大切な音楽がないからか?
なんだか、それだけではないような気がする。

ガクブチを作る「ここ」という空間を、自分で見つけ、作りたい。
目下の理想であり希望であり夢であり。
なんて、ドリーミーにばかりなっていられない現実との闘いなんです。
これからが。

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